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女性だけの編隊で攻撃 [米空軍]

femaleF15E.jpg何でこんな事をわざわざやるのか? 何でこんな事が記事になるのか? なぜ女性兵士の記事が最近多い?・・との「?」マークが頭を駆けめぐる中、記事を読んで行くと、3月は米国政府が定めた「Women's History Month(女性の歴史月間)」らしいことが判明しました。

それにしても、ここまでやるか、の感は拭えませんが・・・。
米空軍HPは3月31日付で「All-female team launches historic mission over Afghanistan」との記事を掲載しています。

記事によると・・
3月30日、アフガンのバグラム基地(Bagram)を飛び立った2機のF-15Eは、陸軍が大規模な作戦を展開中であるパキスタン国境西部のKunar Valleyに対し、近接航空支援攻撃を行った。
F-15E.jpg●攻撃に参加した2機のストライクイーグルの操縦者と兵器操作員4名は、全て女性(写真左上)であった。
●彼女らの編隊コールサインは「Dudette 07」。Dudetteとは「気取り屋さん」との意味の言葉の女性形であるが、栄えある任務に挑んだ彼女らの胸中には、気高い誇りもよぎったことであろう。

●ただ、女性の参加は搭乗員だけに止まらなかった。ミッションプランナーや整備員まで、全て女性のみで遂行された任務であった。このように女性だけで遂行された航空攻撃作戦は、空軍史上初めてである。

●米空軍が初めて女性に操縦教育を開始したのは1976年で、ストライクイーグルF-15E初の女性パイロットが登場したのが1993年である。つまり1993年以降、米空軍は戦闘部署に女性に配置することになったのである。
最初のF-15E女性パイロットであったJeannie Flynn少尉は、その後女性初のWeapons School卒業生となり、大佐にまで昇任したヒーロー(ヒロインではない)である。

F-15E2.jpg●作戦を実施した第455派遣航空団の女性作戦幹部は「女性の先人のがんばりがあったからこそ我々の今日がある。私が飛び始めた11年前には想像さえしなかった作戦である」と述べると同時に、「現在の私が理想とする士官の大部分は男性士官である」とも述べ、男性をたてることも忘れていません。
●整備を担当した女性軍曹は「cool!」と率直に感想を表現した。
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famaleF15E2.jpg女性搭乗員が、撃墜され敵の捕虜になったりすると、世論や軍内にもさまざまな意見が現れるのでしょうが、女性のこれまでの努力を称える「Women's History Month」ですから、今日は突っ込むのはやめましょう

「Women's History Month(女性の歴史月間)」のWEBサイトは、歴史の勉強におもしろそうなサイトです。

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