F-35用「虎の穴」の準備に着手 [米空軍]

2014年からネリス空軍基地に配備が開始されるF-35戦闘機の戦技戦法を研究して普及する、F-35用Weapons School(戦技学校)の準備が開始されているようです。F-35用の格納庫や整備用施設の建設工事は既に進行中の模様ですが、上級パイロットの養成教育訓練準備も始まりました。
なお現計画では、2011年に最初のF-35訓練飛行隊がエグリン空軍基地に編制され、12年に海兵隊の飛行隊が初期運用可能状態になる予定。

クレスゲ戦闘センター長(空軍少将)は、「最初に空軍が戦技学校を造り、そこに海・海兵隊も参加すれば、海・海兵隊が自身の戦技学校を容易に作れるだろう」と述べました。同センター長は海軍の戦技学校(通称トップガン・スクール)の連中とも教訓を分け合う、と述べました。

「目標を、目視、光学的、赤外線、レーダー反射などの面でリアルに造り、本物の敵の臭いがするようでなければだめだ」、「これまで取り組んできた課題とは異なる。ステルス技術の搭乗により変わった」と述べています。
高性能機の能力を最大限に発揮させるような模擬目標・環境の準備・・・何を考えているんでしょうか? しかし、ネバダの試験訓練空域は12000平方マイルだそうです。単純に想定すると縦120マイル、横100マイルです。飛行場からも近いだろうし・・・何でもやり放題ですね・
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