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たぶん日本でも:中東で米軍文民&家族緊急避難訓練 [Joint・統合参謀本部]

NEO-Qatar3.jpg10日付米空軍webサイト記事は、中東カタールの米軍駐留基地で米軍関連の文民や軍人家族が、緊急国外避難訓練を実施した紹介しています

NEO(非戦闘員脱出訓練:noncombatant evacuation exercise)と呼ばれ、例年行われる訓練だそうですが、その内に日本でも実施されるだろう(又は既に実施中かも)訓練ですのでご紹介します

記事は最近のNEOの例として、東日本大震災の際、在日米軍関連の文民と家族が待避した例を挙げ、普段からの備えが重要だと説明しています。日本の場合は地震も心配ですが、中国有事も見据えての訓練になるのでしょう

10日付米空軍webサイト記事によれば
NEO-Qatar.jpgカタールの「Camp As Sayliyah」に所属する国防省の文民や軍人家族は、12月6日に行われたNEOに参加した。訓練は同地に駐留する米陸軍と米空軍関係者を主対象に行われた
●訓練は、国務省の命により関係者全員待避が発令された場合を想定し、関連計画を確認すると共に、関連非戦闘員の準備を促すモノである

●米本土から派遣されている第50旅団の報道担当は、「毎年実施する訓練であるが、兵士自身だけでなく、その家族や文民職員にそのときに備えさせるための訓練だ」と説明し、「何時発生するか判らない事態に備え、何をすべきかを理解させることが重要だ」と語った

●訓練では本番を想定して多くの対処要領が検証され、避難者だけでなくペットの扱い、その所持品や食料、住居の扱い、更には医療面での手当なども訓練の対象となった
●また、短期間で法的及び財産保障(補償も)に関連する関連書類を準備することも、避難者と手続き担当者双方にとって重要な訓練項目である
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NEO-Qatar2.jpg当然、在日米軍でも同様の訓練が行われているのでしょうが、「アジア太平洋リバランス」の信憑性に疑念がつきまとう今日この頃、太平洋軍がNEO訓練を中央軍のように報じることはないのでしょう

でも絶対やっているはずです。なぜなら、下記のように嘉手納の操縦者だって緊急避難の訓練をやっているのですから

軍事的には合理的:米軍は有事沖縄から撤退
「再度:嘉手納米空軍が撤退訓練」→http://holyland.blog.so-net.ne.jp/2014-06-25
「嘉手納米空軍が撤退訓練」→http://holyland.blog.so-net.ne.jp/2013-08-23-1
「中国脅威:有事は嘉手納から撤退」→http://holyland.blog.so-net.ne.jp/2010-05-13
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