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W杯:小野剛さんの分析再び [サッカー]

読売新聞(2010年7月5日01時55分配信)で・・・
Wsoccer6.jpg前回ドイツ大会で日本サッカー協会の分析リポートをまとめた小野剛・前技術委員長が、これまで終了したW杯60試合から見て取れたサッカー世界の潮流を語っています。

オシムさんは少し哲学的だし、セルジオは嫌いだし、犬飼会長や川淵さんは細かく言わないし、その他大勢の自称評論家は話にならないので、再び小野剛さんにご登場いただき頭の整理を致しましょう!!

選手への「要求」レベル高まる
大陸間の実力差は縮まり、サッカー自体が進歩しているのは間違いない。まず、個々の選手が果たすべき「要求」のレベルがさらに高まっている

Brazil.jpg特に、相手の速攻を防ぐ前線からの守備は、かなり重要な要素だ。ドイツやオランダ、スペイン、ブラジルでもハードワークが前提で、そうしない選手は淘汰(とうた)された。そのうえで強烈な個の輝きを放つことができる選手だけが活躍できる場となった。
●ボールを奪われた時に1本の決定的な縦パスを入れさせない、せめぎ合いが高いレベルで行われている大会だ。前線からのハードワークができないチームは落ちていくその意味では過渡期だと思う。それを打ち破るにはどうするかというサッカーが、これからの終盤戦で現れてくるだろう。

●逆に見れば、攻撃する側が前を向いて時間を与えられることはなくなっている。だから、比較的前を向ける最終ラインの選手がボールをつなげないチームは非常に厳しく、DFにもビルドアップの能力が要求されるのを強く感じる。
精神面の強さも必要だ。ぎりぎりの戦いの中で自分自身をコントロールできないと生き延びていけない退場になったブラジルMFフェリペメロが典型だし、ナイジェリアも自己抑制ができずに敗退した。強い闘争心と冷静さを同居させるタフさが高いレベルで要求されている。

高い「要求」はチームにも
Holland2.jpg●同時に、高い「要求」はチームにも課せられている。どんな強豪でも、しっかり準備しないと勝てないのが大きな傾向だ。準備には、〈1〉選手の休息〈2〉高地順化のハードトレーニング〈3〉親善試合での戦術面の仕上げ――と3段階が必要だったが、欧州勢できちんと手順を踏めたのは、早くリーグ戦を終えたオランダだけだった

8強に4か国が残った南米勢も、チームとして明らかに早く入念に準備をした。自国で育って欧州に渡り、大陸予選でも様々な環境下でのプレーを余儀なくされる選手の適応能力も、アフリカ開催の今回は勝敗のアヤとなったのかもしれない。

日本、まだ世界と差
dennmark2.jpg●多くの人が、日本は大会中に飛躍したと思っているかもしれないが、そうではなく積み重ねの結果だ。世界を相手に、1対1でこれほど果敢に向かっていけたことはなかった。攻撃ではひるまずに仕掛けてファウルを多く取ったし、守備でも長友、駒野の両サイドバックや中盤の選手がチャレンジし、最終ラインの中沢、闘莉王が体を張った。腰が引けたところがなかったのが大きな成果と言える。

●チームとして、一つのシュートやゴールを何人もが絡んで生み出す連動性と、守備でも多くの選手が絡んで相手をきりきり舞いさせたところには「日本らしさ」も見せてくれた。アジアよりも数段高いレベルの中であれだけのことを発揮できた意義は大きい。

dennmark3.jpg●確実に向上はあった。しかし、世界に追いついたという過信は禁物である。一つ一つの精度――奪ったボールを確実につなげたか、激しい競り合いの一瞬でしっかりコントロールしたパスを出せたかというと、まだまだ世界と差があることを認識しなくてはならない。
準備期間の短さについても、今回はぎりぎりの高地トレーニングが結果となったが、強化日程には警鐘を鳴らしておきたい
●世界の進歩以上のスピードを絶えずキープするには、今回の選手たちがW杯で成し遂げたプレーを、その水準と集中力のままJリーグで続け、より高いレベルでの切磋琢磨(せっさたくま)の場にしていくことが重要だと思う。(以上、読売新聞より
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小野さんも少しはほっとされたでしょうね・・・。今後もよろしくお願いします。
「だから日本代表を応援する」http://holyland.blog.so-net.ne.jp/2010-06-08-1


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長友選手が本田選手を語る [サッカー]

帰国した長友選手が、FC東京のクラブハウスで今野選手と記者会見を行いました
そのなかで興味深かったところを少し・・・

QQQ1 本田選手と2人でいる姿がよくテレビに映っていたが、一緒にいた時間は長かった?
AAA1 長かったですね。部屋も横でしたし。いろんな話をしましたよ。サッカーの話、プライベートのことも……(笑)。あ、思い出し笑い。
でも、サッカーの話が多かった。これからおれたちが成長するために、どういうことをやっていけばいいのかとか、メンタル的な話だったり、僕の体幹の講義だったり

NagaHond.jpg体幹のはなしを真剣に聞いてくれるの、あいつぐらいなんですよ。でも、やっぱりあいつは上に行きたいから、めっちゃ真剣に聞く。ヤバイですよ。あいつ、普段から骨盤を立てるの意識してるし。もう練習風景を見てたら分かるよ。トレーニングのときから骨盤を立ててやっている。「走るとき、力みすぎ」とか言って。あいつ、ホンマに真剣ですよ。

スイスで1回、自由時間があって、あいつと一緒に日本料理屋にメシを食いにいったんですよ。もう、ホテルから日本料理屋まであいつ、骨盤意識して歩いてましたからね(笑)。でも「お前、伸びしろあるな~」って言ってね。なかなかできないですからね、普通は。
あいつ、これからもっと行きますよ。僕は確信していますけど。師匠と弟子? 体幹に関しては完全にそうですよ。

QQQ2 相手の中では誰が一番すごかった?
Wolcott.jpgAAA2 誰だろう、分からないです。チームとしてうまいなというのは、オランダでしたけど・・・。
ウォルコット(アーセナル:英国代表候補)が今まで対戦した中で一番速かったです。スピードに乗る速さ、足の軽さ、これは気を抜いたらやられるなと感じました。間合いはそこで作りました。それで、これなら戦っていけるという自信を得ました。

QQQ3 アフリカは、過ごしやすかった?
AAA3 伸び伸びやれたし、環境も合ってきた。野生の動物が結構いて、触れ合いたいなと思っていた。バッファローとか猿とか。ライオンは見たかったけど、いなかった。興奮した。野獣の心が
Sabanna.jpg(仲間意識?)そうそうそう。いや、ホンマ。朝の5時からオレが集会をしているっていう話になっていて「皆さん、朝からうるさくてスイマセン」とか言って(笑)。

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駒野を慰めたパラグアイ選手 [サッカー]

EdgerBarreto.JPG7時57分配信(産経新聞)より・・・
「5人目のキッカー、カルドソが決勝のゴールを決めると、歓喜の輪を抜けだし、1人のパラグアイ選手が駒野友一に駆け寄り、額をすりつけるようにして何かを語りかけた。自身4人目のキッカーとして落ち着いてゴール中央にPKを決めたアエドバルデス選手だった。おそらくスペイン語だったのだろう。駒野は何を言われているのか分からないはずだが、しきりにうなづいていた。気持ちは通じていたのだろう。」 

産経さんには悪いですが、アエドバルデス選手じゃなくてEdger Barreto エドガー・バレット選手じゃないかと思います。そして最初のキッカーだったのでは・・・

この話を読んで、「日本サッカーの父」と呼ばれるデッドマール・クラマーさんのことを思い出しました

images.jpgクラマーさんは、東京オリンピックを控えた日本サッカー強化のためドイツから派遣してもらった監督です。当時のサッカー協会は貧乏で安い給料しか払えなかったようですが、それを承知で35才で来てくれた人です。

「トルシエの100倍怖い」と川淵三郎さんが表現するクラマー監督の猛練習を経て、日本代表は五輪予選リーグの大一番、対アルゼンチン戦に臨みました。そして・・・
圧倒的不利の下馬評をくつがえし、日本は3-2で優勝候補のアルゼンチンに勝利しました。

大喜びのロッカールームで、クラマー監督は選手に言いました・・・
「今日みんなの所には大勢の人がお祝いに来るだろう。共に大いに喜びなさい。しかし、真に応援してくれる人だけではないことも忘れてはいけない。・・・それから私は今日、アルゼンチンの選手を慰めに行く。彼らには今日それが必要だと思う

kawa.jpg日本代表選手は唖然としました・・・「何言ってるんだ・・このおやじ・・」、川淵三郎氏はそう思ったそうです
しかし次のガーナ戦で日本が破れ、更に準々決勝で敗れると、アルゼンチン戦での騒ぎが嘘のように人が周りから去っていったそうです。その時初めてアルゼンチン戦後にクラマー監督が口にした言葉の意味が理解でき・・・・。あの悔しさが、メキシコ五輪での銅メダルに繋がったと・・。

thumb_im00027419.jpgメキシコ五輪の際、FIFAの役員だったため本当はいけなかったのでしょうが、クラマーさんは3位決定戦のハーフタイムに日本のロッカーを訪れ、「もう一点とれ」と檄を飛ばしたそうです・・・。
クラマーさんはその時のことを・・・・・ 「3位決定戦の後、宿舎に帰った選手は全員が倒れ込むほど疲れ、みそ汁をすするのがやっとだった。あそこまで自分を追い込んで戦えるのが日本の強さの源だった」、と日本サッカー協会の殿堂入りの際に語ったようです。

「16強を川淵三郎が語る」http://holyland.blog.so-net.ne.jp/2010-07-14-2

南アでの日本代表の選手・監督・コーチ・スタッフ・・・、お疲れさま。

(追伸)
本田圭佑の大叔父:本田大三郎さん(75:元カヌー東京五輪選手)の言葉
「私の母は人間は一生過ごして身の自慢』と教えてくれた。人生の一時の華やかさで一喜一憂してはいけないということ。・・・・・
圭佑は好むと好まざるとにかかわらず、このW杯で世間の注目を集める立場になった。サッカーをやめても、努力を怠ることのできない運命を背負った。」
(7月1日7時55分配信 産経新聞より)
「長友が本田を語る」http://holyland.blog.so-net.ne.jp/2010-07-02-1

(関連記事)
「デンマーク戦FIFAの公式評価」http://holyland.blog.so-net.ne.jp/2010-06-25-1
「ベンゲル君、コメント待ってるよ」http://holyland.blog.so-net.ne.jp/2010-06-15
「だから日本代表を応援する」http://holyland.blog.so-net.ne.jp/2010-06-08-1

「「51歳の左遷」から全ては始まった 川淵三郎物語」
  → http://holyland.blog.so-net.ne.jp/2009-09-22
「これで日本サッカーを強くする。犬飼サッカー協会会長の本」
  → http://holyland.blog.so-net.ne.jp/2009-06-06

(400記事記念の特別保存版記事)
「ゲーツ改革のまとめと整理」http://holyland.blog.so-net.ne.jp/2010-06-17
「400記事記念 反響大の記事特集」http://holyland.blog.so-net.ne.jp/2010-06-18
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パラグアイは台湾の味方 [サッカー]

本題の前に、よみうり川柳からひとつ・・・
 「ブブセラと 思い演説 聴いている」  個人的に座布団1枚です・・・

29日に侍ブルーと対戦するパラグアイは、南米で唯一、台湾と外交関係を持っています。

外務省のホームページによると・・・
ParaguTaiwan.jpg●南米で唯一、台湾と外交関係を維持する。台湾からの巨額の経済援助及び投資は、歴代政権の政策運営に必要不可欠な存在となっていたとも言われる。(写真は馬英九台湾総統とルゴ大統領)
●近年、中国と中南米諸国との関係が経済面を中心に急速に緊密化している中、ルゴ大統領は中国との関係強化の方針を明らかにしている。

2008年4月に就任したルゴ大統領は・・・
ParaguPre1.jpg対中国交樹立についても「検討する」と言及、台湾と断交する可能性が出てきた。ルゴ氏は当選後の4月22日の会見で「中国との関係具体化に向け作業を始める。他の国が中国と商業的、外交関係があるのに、我々が取り残されるわけにはいかない」と語った
パラグアイは89年まで反共の軍事独裁政権が35年間続いた影響もあり、台湾との外交関係を維持してきた。台湾はパラグアイで国会議事堂建設、国会議員へのパソコン支給、低所得者層向けの住宅建設などで支援をしており、支援額は07年で約2900万ドル(約29億円)にのぼる。

しかし、対中国の貿易量が急増、対台湾貿易を大きく上回っており、ルゴ次期政権は少なくとも中国の貿易事務所開設を認めるとの観測も出ている。
ParaguPre.jpg台湾外交部(外務省)は、選挙前にルゴ氏と接触、外交関係や農業分野の協力などについて意見交換を行った。台湾報道官は「パラグアイとの関係は変わることはありえず、今後も維持に力を尽くす」と強調する一方、断交など関係見直しについては「パラグアイ国内に慎重意見もあり、大統領一個人で決められることではない」と話した。
●台湾と外交関係がある国が多い中米では2007年6月、コスタリカが突然、台湾と断交し中国と国交を樹立した
 
経済全般は厳しく・・中国の誘惑が・・
主要産業は農牧畜業で、輸出総額の8割以上を占める。2000年以降、ブラジル・アルゼンチンの経済低迷を背景にパラグアイ経済も低迷し、国民所得の大幅な低下を経験するとともに、債務支払不履行となる可能性も予測された。
ParaguSocc.jpg前政権は、マクロ経済諸指標の改善、税制改革、新税関規則の設定等の様々な改革に着手し、IMFや世銀等の国際機関が高く評価する実績を上げた
しかし、その成果が所得や雇用の拡大等に結びついておらず、成果の均霑が焦眉の課題とされている。2009年は、大豆等の農産物価格の下落や出稼ぎの海外送金の減少等もあり、マイナス成長となった。

日本が最大の援助国(援助額ベスト3は)で
●日本から27億円、米国から25億円、スペインから20億円で、1976年以来、日本が最大の援助国(2004年を除く)ですが・・・。台湾の約27億円が比較対象として同等の換算に当たるかは不明です。

ToriiParaguay.jpg政権に密着した援助を台湾は進めているのかもしれません。しかし・・パラグアイを応援したくなってしまいました・・・複雑・・。まぁ・・日本の援助が一番だって事は忘れないでほしいですね・・
日系人が多いイグアス移住地では、「夢いっぱい 元気にはばたけ イグアスの子」との日本語の大段幕が張られているようです。(写真はイグアスの神社の鳥居)

(関連記事)
「デンマーク戦FIFAの公式評価」http://holyland.blog.so-net.ne.jp/2010-06-25-1
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デンマーク戦FIFAの公式評価 [サッカー]

まずは・・よみうり川柳からひとつ・・・
 「ブブセラと 思い演説 聴いている」  座布団1枚!!

JapanFT4.jpg南アW杯では、FIFAは毎試合終了後に公式サイトに戦評を掲載しています。そこで「日本-デンマーク戦」に関する評価をご紹介しましょう。FIFAが「冷静な試合運び」と評したほど、試合巧者が日本チームだったことは、こうしたデータにも裏打ちされています。
オシム前監督の「愛情溢れる(本心からそう思います)」厳しい評価を「ワサビ」にしつつ、こってり脂ののった「中トロ」を頂きましょう。(オシム前監督の話はネットで見つけてください。失礼、手抜き

JapanFT2.jpg●戦評全般
デンマークを超えた冷静な日本の試合運び」と紹介、さらに「日本にとってデンマークを打ち負かすのは、本田圭佑と遠藤保仁の2つのワンダフルフリーキックと岡崎慎司のゴールで十分だった」として、「この勝利で、デンマークの望みを絶ちきった」と論評。要するに、反則が少なく、相手のシュートはDF陣のブロックで防ぎ、枠に飛ばせない。そして、攻撃陣が決めるときはちゃんとゴールを決める、との王道サッカーであったことが示されています。


●シュート評価
日本がシュート数が15本だったのに対し、デンマークはそれを上回る19本。
しかし、枠内に飛んだのはデンマークが7本(37%)だけだったが、日本は10本(66%)と決定力の違いに注目しています。また、3点目の岡崎のゴールをアシストした本田についても触れており、「巧みな脚さばきだった」と評価しています。

●ボール保持率
ポゼッションは日本が43%、デンマークが57%。

●ファール数
日本が10回と圧倒的に少なく、デンマークは23回

JapanFT3.jpg次のパラグアイは、1935年に日本人100家族が移民として渡り、現在7500名の日本人及び日系人が各方面で活躍されているそうです。
東京のパラグアイ大使館の大使は、日系の方が帰化してパラグアイ人としての赴任だそうです。
神社や日本風も祭りも所によってはある、南米特有の日本人と関係が深い国です。良い試合を期待します。


JapanFT5.jpg「「51歳の左遷」から全ては始まった 川淵三郎物語」
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ベンゲル監督、コメントまってるよ! [サッカー]

祝!!! デンマークに圧勝!!

ベンゲル君、見てくれたか!!  東京の銀座でも、新宿タカノの前でもいい、 岡田監督の銅像を建ててくれ!!  はっはっは・・・。

ベンゲル.jpgアーセナルの日本語Webサイトより
http://jp-arsenal.com/

永遠の日本代表監督候補、アーセナルのベンゲル監督がカメルーン戦前に以下のようなコメントをwebサイトに堂々と公開していた・・・

Holylandはベンゲル監督のファンで、アーセナルのファンですが、「ざぁまぁ見ろ」の気分です・・・勝ち抜けてしまいましたから・・

(以下はベンゲルのコメント)・・・・・・・・・・・・・

「日本が勝ち上がれば、岡田の像が建てられるべき」

Arsenalcrest.JPGアーセン・ヴェンゲルは、今回のワールドカップは日本にとって非常に厳しい大会になると感じており、もし、彼らがベスト16へ進むことがあれば、代表監督の銅像が東京の真ん中に立てられてもおかしくないと考えているようだ。

岡田武史監督率いる日本代表は、オランダ、デンマーク、そしてカメルーンと同組のグループEに入った。日本で監督を務めた経験を持つヴェンゲルは、彼らは南アフリカで苦戦すると予想している。

もしこのグループで勝ち上がれたら、東京の真ん中に君の銅像が建てられるべきだと、私は岡田に伝えたんだよ」ヴェンゲルはそう話す。

「私はかつて日本で働いていたし、今でも彼らのフットボールには注目している。そして彼らはそれほど苦労することなくアジア予選を勝ち抜いた」。

「だが、今の彼らにはトップクラスと張り合えるだけの戦力はない。中田や中村の時代は過ぎてしまったんだ」。

「今はCSKAでプレーする本田のような選手に懸っているが、彼らにはサプライズを起こせるほど十分な力があるとは言えない」。

「彼らは互いのためにプレーし、チームとして振る舞うだろう。だが、きわめて軽量級のチームだし、セットプレーにも苦しめられるだろう」。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
銀座に岡田監督の銅像を建ててもらおうじゃないか!!!! ベンゲル君!!

よみうり川柳からひとつ・・・
 「ブブセラと 思い演説 聴いている」  座布団1マイ!!

(関連記事)
「長友が本田を語る」http://holyland.blog.so-net.ne.jp/2010-07-02-1

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Wsoccer.jpgWsoccer5.jpg

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だから日本代表を応援する [サッカー]

28日付 よみうり川柳からひとつ・・・
 「ブブセラと 思い演説 聴いている」  座布団1マイ!!

Wsoccer4.jpg久々にサッカー・カテゴリーです。やっぱりW杯ですから。

Holylandは、結果がどうであれ、体格で劣る日本人が世界に真っ向から挑むところが大好きです。どこかの種目の五輪選手が「楽しめました・・」などという甘えたコメントでごまかすのと異なり、これだけ騒がれ叩かれつつも、一つルールの基で「結果を求めて」真剣に世界に挑むからこそ、何か得るものがあり、進歩があるのでしょう・・・。

8日付読売新聞の13面に、小野剛前サッカー協会技術委員長による「W杯 日本の戦略」と題する一文が掲載されました。概要をご紹介します。

Wsoccer6.jpg ●仏W杯でアルゼンチンに0-1で負けたとき、「これが世界だ」と水準の差を感じた。体調を整え、作戦を練ってきた本気の強豪とやった初めての経験だった。
 ●技術委員長当時に協会で考えていたのは「日本人の可能性をもっと信じ、もっと誇りを持って戦いたい」ということ。つまり「徹底して守って逆襲を狙う」「格下としての勝負」は98年に既にやったじゃないか。自分たちの良さを全面に出す戦い方はリスクもあるが、今回やってみる意味があるんじゃないか

Wsoccer5.jpg ●ドイツの強固さ、メキシコの器用さといった伝統のスタイルは、自分たちの特徴が戦いの中で自然と磨かれたものだろう。「世界とは違う」と卑下するのではなく、内側にあるものを大事にしたい。
 ●世界との差を「身体能力の違い」で終わらせず、「違い」を認識しながらも「これなら日本も世界を凌駕できる」武器を磨いて戦おうとの考えが岡田監督の考えである。

 ●様々な分野で日本が成功している要因は、粘り強い勤勉性、器用さ、新しい発想を協力して作り上げる事だったりする。サッカーに置き換えれば、数人が意外性のあるパス交換で局面を打開するプレー、個人の強引な突破力ではなく、集団の連携でチャンスを作るような・・・
Wsoccer3.jpg ●失敗すれば、何人もが置き去りにされピンチを招く。しかし、それほどW杯での1勝は難しいのだ。韓国は初勝利までに6大会を要した。日本は2回目の02年に2勝も上げ、土台を造り上げる試練の期間が足りなかったのかもしれない。
 ●今回の日本は、ぎりぎりのバランスへの挑戦だと言うことを理解して欲しい。危険を恐れず自分たちの良さを出す。協力してリスクを最小限に抑える。世界へ一歩踏み出そうとする勇気を見て欲しい。その姿勢が日本中を勇気付けることを期待したい。

(Holylandの独り言)
Wsoccer2.jpg  色んな選手が日本代表にはいます。ですが概して謙虚であるし、結果に対しつまらない言い訳はしない選手達だと思います。いや言い訳が許されない厳しい環境に置かれた選手達です。

  岡田監督や選手を非難するのは容易いことですが、明確な目標を掲げて頑張ろうと行ってくれるリーダーが他の日本社会で見あたらない中で、すごく勇気のいることだと思ってみています。最近の試合や選手の様子を見ていると、「日本人」「を感じてしまう事も多いのですが、最後まで小野さん言う「ぎりぎりのバランスのへの挑戦」を続けて欲しいと思っています。

Wsoccer.jpg  「日本にプロサッカーなんて・・」と言われながらも立派な施設や組織を作り、子供達にも裾野を広げ、ユース世代にリーグ戦を作り、恵まれなかった女性選手にも道を開き、叩かれたたかれそれでも前進しているところが素晴らしいと思います。例え多少の前進後退の繰り返しがあっても、Holylandは応援します。

でも小心者なので・・・今夜の生中継は見られないかも・・・・。

(関連記事)
「デンマーク戦FIFAの公式評価」http://holyland.blog.so-net.ne.jp/2010-06-25-1
「ベンゲル君、コメント待ってるよ」http://holyland.blog.so-net.ne.jp/2010-06-15

「「51歳の左遷」から全ては始まった 川淵三郎物語」
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ベンゲルのグループE予想 [サッカー]

WengerWCupE.jpgアーセナルの日本語サイトより(その2)
http://jp-arsenal.com/

既に戦いの火蓋が切って落とされた2010年ワールドカップ南アフリカ大会。グループEについて永遠の日本代表監督候補:アーセン・ベンゲル監督の予想を紹介したい。
今回は、我がアーセナルからニクラス・ベントナー、ロビン・ファン・ペルシ、そしてアレクサンドレ・ソングの3人が激突するグループEだ。

ヴェンゲルの視点

カメルーンは勝ち上がれるだけの力を持ったチームだし、オランダはトップクラスのチームだ。彼らはW杯でどんなチームを倒す事が出来る」。

「オープンなグループになるかもしれないが、2チームを選ばなければならないとすればオランダとカメルーンだろう。デンマークを選ぶことは出来ない」。

「ここは本当にアーセナルとの関わりが深いグループだ。3つの国に3人の選手たちが入っている。カメルーンにはアレクサンドレ・ソング、デンマークにはニクラス・ベントナー、そしてオランダにはロビン・ファン・ペルシが居るからね」。

「だが、そのうちの一つは残念ながら敗退する事になる。個人的にはオランダとカメルーンに分があると思ってる」。
WangerWCup2.jpg
「もちろん、アーセナルの選手たちが順調に大会を乗り切って欲しいと思う。だが全員が無事で済むと信じるほど私は愚かではない。選手が良いパフォーマンスを見せてハッピーであればいい。そして怪我なく戻ってきて欲しいと思うだけだ」。 [2010年06月15日]にアーセナルWebサイトにアップ
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稲本は昔アーセナルに所属してました。ほとんど試合には出られず、ベンチ入りも少なかった程度でしたが・・・
しかし・・・「岡田監督の銅像」発言で別立てコラムがあったにせよ、Eグループの予想で日本への言及が全くないなんて、アーセナルも日本語Webサイトを立ち上げてる意味がないのでは・・

「「51歳の左遷」から全ては始まった 川淵三郎物語」
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「51歳の左遷」からすべては始まった [サッカー]

sasen.jpg川淵三郎元日本サッカー協会キャプテンの著書「「51歳の左遷」からすべては始まった」(PHP新書720円)を読みました。本年6月末に出た本ですからご存じの方も・・・
タイトルの印象とは少し異なり、川淵キャプテンは、約30年間のサラリーマン生活での苦労や経験が、いかに社会人としての基礎を作ってくれたか、いかにその後のJリーグ創設やサッカー協会の事業に役立ったかを前半で述べています。

kawaimages.jpg転勤、出向、浮き沈み、そりの合わない上司、鬱病の部下、組織内の摩擦、陰口・批判、家族の悩み等々・・・サラリーマンのHolylandにも身近な諸問題を反省を交えつつ振り返る川淵氏に等身大の人間を見る思いがしました。また、部下を正しく掌握することの難しさ、リーダーとして組織をもり立てていくことの難しさを、飾らない姿勢で淡々と記されているところに共感を覚えました。
「なでしこ」の活躍や孫の運動会にまで涙する姿は感激屋の一面ものぞかせています。

ヴェルディーが経営危機とのニュースの中、Jリーグ創設当時のナベツネさんとの対決エピソードも将来を暗示させるものです。後半のサッカーをに関する記述は、犬飼基昭・日本サッカー協会会長と共通の熱いものがあり、ヴィジョンの大切さを感じさせてくれます。犬飼現会長の話はhttp://holyland.blog.so-net.ne.jp/2009-06-06を参照下さい。

クラマーさんとのエピソードは他の方からも聞いたことがありますが、川淵さんから聞くと味わいもひとしおです。
でも、川淵さんのご自宅が千葉北高校の裏にあって、高校生から「こんなにちっちゃい家に住んでるの」と言われてるあたりは「へぇーー」でした。

ついでですが、FC東京U-18の阿部巧くん、FC東京入団決定おめでとう!!! 日本代表の長友選手を脅かす存在になってくれ!!
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FC東京U-18圧勝!・・対大宮 [サッカー]

Image008.jpg
久々に小平グランドへ行って来ました。U-18日本クラブユースサッカー選手権大会 関東大会2次リーグ第4節 対大宮アルディージャ戦です。
なんと大宮側ミニミニスタンド側には大段幕が・・・、応援する側の気合いでは負けてしまいそうな雰囲気でしたが、試合が始まってみれば、次から次へ、入るははいるは、前半4点後半3点。最終的には7-1の圧勝で観戦しているものには楽しい試合でした。

Holylandは3番の阿部巧くんをひいきにしてますが、18番の山崎君やハットトリックの10番重松君(PK2つ)なんかもいい動きで大いに盛り上げてくれました。
次節の21日湘南ベルマーレ戦もこの調子で突っ走ってほしいものです。

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これで日本サッカーを強くする!・・日本サッカー協会会長の本 [サッカー]

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犬飼基昭・日本サッカー協会会長の著書「今日、有効な戦術が明日、通じるとは限らない」(宝島社新書700円)を読みました。
サッカー協会内でいろいろ物議を醸したり、ネット上でサッカーファンから批判されていることが多い方なので、どんな突拍子もないアイディアが満載なのかと「怖いモノ見たさ」に書店で立ち読みを始めたところ、「ふむふむ、なるほど」だったので買ってしまいました。

まず秋春制移行についての考え方が良く分かりました!これはやらねばならないと思います。反対している方も再考をお願いいたします。

また、現協会の会長さんですから、オシム・岡田路線を支持し評価するのは当然かもしれませんが、見本・目標としてスペイン代表をあげているところに納得させられました。
スペインは長く国内の分離独立運動等、国内の融和が難しい環境にあったが、国としてユースの時代からチームの一体化に取り組み、国民全員が一緒に応援できるチームに成長させたこと。また、体の小さい選手が多いにも関わらず、その豊富な運動量と献身的な個々のプレーを徹底させることにより、昨年の欧州選手を獲得したこと等を理由に挙げ、日本の目指す方向と説明されています。特に日本チームの運動量アップを要求されています。

HolylandはFC東京の長友選手が好きで、マンチェスターUTDの悪ガキ・ルーニーが守備・攻撃両方に懸命に走る姿に感動したりする人などで、大いに納得しました。(無論パク・チソンのがんばりにも涙もろいです。)

5月23日発売の「湯気がほやほや」本です。これ読んで土曜夜のウズベキスタン戦を応援しましょう!! 

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長友がんばれ…FC東京練習日 [サッカー]

久々に小平グランドでトップチームをチェックです。
FWカボレを入れて、細かに守備体形を確認してました。フロンターレの特徴を城後監督が繰り返し説明してます。リーグ戦も前半の正念場、選手の気合いが感じられました。

ところで我等が日本代表長友選手!!! あらためて小さいーけど、その切れ存在感はすごい!
あらら…また城後監督怒ってます。「だから点がとれねぇーんだよ!!!」期待してますよ。
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地元のサッカーチーム → FC東京 [サッカー]

東京郊外のサッカーチームと言えば…西の方向だと…そうFC東京です!今日は大学チームとの練習試合ですが、昨日ハットトリックの石川選手はファンサービスです!一時間くらい対応してました。  とても偉いです!!
右の写真は、10日ぐらい前のプリンスリーグの模様です。 がんばれFC東京!!

U-15むさしも隣でいい試合してました。結果が知りたいな。

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タグ:サッカー
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