Space-Xロケット再利用で3回目打ち上げ成功 [ちょっとお得な話]

最近、電気自動車テスラモーター社の件で大変厳しい状況に置かれているElon Musk氏ですが、打ち上げロケット分野では、安全保障分野のペイロード打ち上げなど着実に成果を残しつつあります
また今回取り上げる「Falcon 9」ロケット1段目の再利用は、ロケット打ち上げコスト削減の一つの目玉であり、3回目の再利用打ち上げはまだまだ「序の口」で、10回以上の再利用を狙って今後も実績積み上げを進めるようです
再利用による具体的なコスト削減程度や、打ち上げに「再利用ロケット」を使用する事による打ち上げ保険料など、気になること数字をご紹介したいところですが調査不足でご勘弁を・・・
4日付Military.com記事によれば

●今回使用された1段目ロケットは、今年5月と8月に打ち上げに使用されたロケットの再利用で、設計上10回以上の再利用を目指して設計されているものである
●更に今回の打ち上げでは、打ち上げ搭載物をカバーする先端のシールド部分の回収にも挑戦し、宇宙で衛星を放出する際に二つに分離したカバーを大気圏内でパラシュート降下させ、海上で待機する高速艇が広げた巨大ネットで捕獲する作戦にも挑戦している

●それでもCEOのElon Musk氏は、「少し海水で泳がせたが問題ない。乾かして再利用する」と余裕のコメントで、このカバーの再利用に向けた意気込みも衰えていない
●搭載された64個の小型衛星は、「Spaceflight社のSSO-A SmallSat Express」プランで集められた17か国34団体から依頼されたもので、約6時間かけて低高度軌道に投入されたようである
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Elon Musk氏には頑張っていただきたいです!!!

1段目ロケット回収の様子や、先端カバーの回収を目指す高速艇の写真を見ていると、子供の発想が現実化されているようでワクワクします!!!
「SpaceX:失敗場面を集めた映像を明るく発信」
→http://holyland.blog.so-net.ne.jp/2017-09-18
Space-X社関連の記事
「Facon Heavy試験」→https://holyland.blog.so-net.ne.jp/2018-01-27
「偵察衛星打上げと1段目回収」→http://holyland.blog.so-net.ne.jp/2017-05-02
「イスラエル通信衛星失敗」→http://holyland.blog.so-net.ne.jp/2016-09-06
「ロケットの着陸回収に成功」→http://holyland.blog.so-net.ne.jp/2015-12-25
「混迷の米衛星打ち上げ」→http://holyland.blog.so-net.ne.jp/2015-11-24
「10年ぶり米軍事衛星打上げに競争導入」→http://holyland.blog.so-net.ne.jp/2015-10-03
「軍事衛星打上げにSpaceX参入承認」→http://holyland.blog.so-net.ne.jp/2015-05-27
あの38 NorthがStimsonへ移籍 [ちょっとお得な話]
日本人が共同ディレクターの東アジア部門に所属へ
17日、ワシントンDC所在のシンクタンクStimson Centerが、ジョンズホプキンス大学SAISを去ることになった北朝鮮ウォッチ&分析で著名な「38 North」を、6月1日から同センターの東アジア部門所属として迎え入れると発表しました。
「38 North」は、米国務省等で北朝鮮及び朝鮮半島情勢を見てきたJoel Wit 氏らが、2010年にSAISの米韓研究所(USKI)の部署ととして立ち上げ、核物理学研究者・AP通信元北朝鮮支局長・サイバー専門家等をメンバーとして運用してきたwebサイトです
「38 North」→https://www.38north.org/
特に、商用衛星画像を丁寧に分析し、北朝鮮の核兵器や弾道ミサイル開発等をタイムリーにサイト上で分析提供したことで世界に知られ、世界中の著名メディアがそのサイト情報を日々フォローしているところです
なぜ「38 North」がSAISの米韓研究所を離れることになったのか承知していませんが、南北が接近融和ムードの中、北朝鮮を厳しく冷徹な目でフォローしてきたチームに対する韓国側からの資金支援が難しくなったのかもしれません(100%邪推です)
そんな中、注目を集める北朝鮮情勢フォローに欠かせない「38 North」を、極東の安全保障を考える基礎情報を提供してきた「38 North」を、日本女性辰巳さん(日本部門担当)が中国部門担当の中国女性と共に共同ディレクターを務めるStimson Center東アジアチームが引き受けるとの報は、日本人として喜ばしい限りです。
公式には6月1日からStimson Center所属になるということですが、既に「38 North」webサイトの上部には「Stimson」のバナーも見られ、移籍はスムーズに行われているようです。
以下では、移籍を発表するStimson Centerのwebサイトから、関係者の言葉をご紹介します
17日付Stimson Center発表によれば
●StimsonのCEOであるBrian Finlay氏は、「歴史上の時を迎えている朝鮮半島は、事実に根差した高品質な情報分析を求めている。38 Northは他を凌駕し、今の時代に最も重要な事象へのタイムリーな用法を提供する。このような38 Northチームを向かい入れることができることは望外の喜びである」と述べている
●Stimson東アジア部門の共同ディレクターを務める辰巳さんとYun Sunさんは、「朝鮮半島の動向は目を離せない状況にあり、このタイムミングで38 Northチームとその専門能力をStimson Centerに迎えることにスリルに似た感情を覚える」とコメントしている
●38 Northを代表してJoel Wit氏は、「Yun SunさんとYuki Tatsumiさん。そして故Alan Romberg氏によって導かれたStimson Centerのチームは、東アジア分析におけるリーダーとしての役割を果たしてきた。私は同僚のJenny Town及び38 Northチームと共にStimsonと協力し、朝鮮半島情勢に関する実践的で偏りのない分析を引き続き提供していきたい」とのコメントを寄せている
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大小100個とも言われる各種シンクタンクがしのぎを削るワシントンDCで、なぜStimson Centerが38 Northを引き受けることになったのか・・・。そのあたりの背景や道筋を是非お伺いしたいところです・・・。
ちなみに辰巳さんはSAISで修士号を取得され、その在米日本大使館での専門調査員等を経て、Stimson Centerでの研究員生活を始められたとどこかで拝見したことがあり。このSAIS繋がりでしょうか・・
北朝鮮ウォッチを日中共同チームでやるような、政治の世界では決して実現しそうもない枠組みの成立ですので、ぜひ応援したいものです!!!
Stimson辰巳さん関連の記事
「防大同期3将軍パネル」→http://holyland.blog.so-net.ne.jp/2017-10-09
「Tokyo Trilogy」→http://holyland.blog.so-net.ne.jp/2015-01-29
「靖国参拝に日米最前線の声」→http://holyland.blog.so-net.ne.jp/2014-01-07
「オバマ政権のAsia担当は?」→http://holyland.blog.so-net.ne.jp/2013-08-14-2
「強制削減DCの雰囲気は」→http://holyland.blog.so-net.ne.jp/2013-02-09
「強制削減を再整理」→http://holyland.blog.so-net.ne.jp/2012-06-28

「38 North」は、米国務省等で北朝鮮及び朝鮮半島情勢を見てきたJoel Wit 氏らが、2010年にSAISの米韓研究所(USKI)の部署ととして立ち上げ、核物理学研究者・AP通信元北朝鮮支局長・サイバー専門家等をメンバーとして運用してきたwebサイトです
「38 North」→https://www.38north.org/
特に、商用衛星画像を丁寧に分析し、北朝鮮の核兵器や弾道ミサイル開発等をタイムリーにサイト上で分析提供したことで世界に知られ、世界中の著名メディアがそのサイト情報を日々フォローしているところです
なぜ「38 North」がSAISの米韓研究所を離れることになったのか承知していませんが、南北が接近融和ムードの中、北朝鮮を厳しく冷徹な目でフォローしてきたチームに対する韓国側からの資金支援が難しくなったのかもしれません(100%邪推です)

公式には6月1日からStimson Center所属になるということですが、既に「38 North」webサイトの上部には「Stimson」のバナーも見られ、移籍はスムーズに行われているようです。
以下では、移籍を発表するStimson Centerのwebサイトから、関係者の言葉をご紹介します
17日付Stimson Center発表によれば

●Stimson東アジア部門の共同ディレクターを務める辰巳さんとYun Sunさんは、「朝鮮半島の動向は目を離せない状況にあり、このタイムミングで38 Northチームとその専門能力をStimson Centerに迎えることにスリルに似た感情を覚える」とコメントしている
●38 Northを代表してJoel Wit氏は、「Yun SunさんとYuki Tatsumiさん。そして故Alan Romberg氏によって導かれたStimson Centerのチームは、東アジア分析におけるリーダーとしての役割を果たしてきた。私は同僚のJenny Town及び38 Northチームと共にStimsonと協力し、朝鮮半島情勢に関する実践的で偏りのない分析を引き続き提供していきたい」とのコメントを寄せている
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大小100個とも言われる各種シンクタンクがしのぎを削るワシントンDCで、なぜStimson Centerが38 Northを引き受けることになったのか・・・。そのあたりの背景や道筋を是非お伺いしたいところです・・・。

北朝鮮ウォッチを日中共同チームでやるような、政治の世界では決して実現しそうもない枠組みの成立ですので、ぜひ応援したいものです!!!
Stimson辰巳さん関連の記事
「防大同期3将軍パネル」→http://holyland.blog.so-net.ne.jp/2017-10-09
「Tokyo Trilogy」→http://holyland.blog.so-net.ne.jp/2015-01-29
「靖国参拝に日米最前線の声」→http://holyland.blog.so-net.ne.jp/2014-01-07
「オバマ政権のAsia担当は?」→http://holyland.blog.so-net.ne.jp/2013-08-14-2
「強制削減DCの雰囲気は」→http://holyland.blog.so-net.ne.jp/2013-02-09
「強制削減を再整理」→http://holyland.blog.so-net.ne.jp/2012-06-28
映像:エイ型の無人移動機雷トルコ製 [ちょっとお得な話]
3か月後に市場投入とか・・・
海底でセンサーとして機能しつつ待機し、敵艦艇を発見したら移動して船底に張り付き爆発!
16日付Defense-Newsが、トルコ企業が開発したエイのような形状でエイのように移動可能な無人機雷(mobile naval mine)「Wattozz」のプロモーション映像を紹介しています。
トルコの無人機企業「Albayrak Savunma」と、黒海近くに所在する「Karadeniz Technical University」が、約2年間をかけて開発した無人移動式機雷で、同企業の会長であるMustafa Adnan Albayrak氏は、トルコ国産で初の水中無人機となる同兵器を、3か月以内に市場投入すると語っているようです。
エイの目の部分に2つのカメラを搭載し、3つのエンジン(モーター?)を動力に、最大速度5.5ノットで最大12時間移動可能だそうです。
またエイ型の機体(船体)はチタニウムとアルミで出来ているそうですが、表面の塗装や形状などからステルス性を持ち、敵に発見されにくいそうです
このエイ型無人機雷は、海底で待ち伏せの間はセンサーで情報収集にも活用でき、敵艦艇(映像では空母)を探知すると(指令により?)動き出し、船底に張り付いて爆発するイメージの運用構想です。
記事では「It can carry explosives and is controlled by encrypted acoustic sound waves」となっており、爆発のタイミングを「暗号化された音波」で遠隔で行うのか、操縦も遠隔で行うのか細部が不明ですが、映像通りの動きが可能なら、恐ろしい兵器になりそうです
///////////////////////////////////////////////////
失礼ながら、トルコの企業が地元大学と組んで2年間で開発できるなら、米国や中国などがすでに手を出しているような気もしますが、本当に映像のような製品が出来上がっているのか・・・気になるところです。
本物は、電池やモーターや爆発物を搭載すると考えると、もう少し「太っちょ」なもののような気がします。ネット上では実物の写真が見当たりません・・・楽しみにいたしましょう
映像で5つの視点から学ぶ
「A-10攻撃機を学ぶ」→http://holyland.blog.so-net.ne.jp/2017-09-10-1
「米空軍パイロット」→http://holyland.blog.so-net.ne.jp/2017-08-05-1
「カモフラージュ」→http://holyland.blog.so-net.ne.jp/2017-04-16
「米海軍空母」→http://holyland.blog.so-net.ne.jp/2016-12-25
「核兵器」→http://holyland.blog.so-net.ne.jp/2017-02-05
「米海軍」→http://holyland.blog.so-net.ne.jp/2016-11-27
「米海軍潜水艦」→http://holyland.blog.so-net.ne.jp/2016-11-26
「火炎放射器」→http://holyland.blog.so-net.ne.jp/2015-04-11-2
「負傷者救出ヘリ」→http://holyland.blog.so-net.ne.jp/2015-03-07
「B-2爆撃機」→http://holyland.blog.so-net.ne.jp/2015-03-01
「AK-47ライフル」→http://holyland.blog.so-net.ne.jp/2015-02-28
「原子力潜水艦」→http://holyland.blog.so-net.ne.jp/2015-02-07-1
海底でセンサーとして機能しつつ待機し、敵艦艇を発見したら移動して船底に張り付き爆発!

トルコの無人機企業「Albayrak Savunma」と、黒海近くに所在する「Karadeniz Technical University」が、約2年間をかけて開発した無人移動式機雷で、同企業の会長であるMustafa Adnan Albayrak氏は、トルコ国産で初の水中無人機となる同兵器を、3か月以内に市場投入すると語っているようです。
エイの目の部分に2つのカメラを搭載し、3つのエンジン(モーター?)を動力に、最大速度5.5ノットで最大12時間移動可能だそうです。
またエイ型の機体(船体)はチタニウムとアルミで出来ているそうですが、表面の塗装や形状などからステルス性を持ち、敵に発見されにくいそうです
このエイ型無人機雷は、海底で待ち伏せの間はセンサーで情報収集にも活用でき、敵艦艇(映像では空母)を探知すると(指令により?)動き出し、船底に張り付いて爆発するイメージの運用構想です。
記事では「It can carry explosives and is controlled by encrypted acoustic sound waves」となっており、爆発のタイミングを「暗号化された音波」で遠隔で行うのか、操縦も遠隔で行うのか細部が不明ですが、映像通りの動きが可能なら、恐ろしい兵器になりそうです
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本物は、電池やモーターや爆発物を搭載すると考えると、もう少し「太っちょ」なもののような気がします。ネット上では実物の写真が見当たりません・・・楽しみにいたしましょう
映像で5つの視点から学ぶ
「A-10攻撃機を学ぶ」→http://holyland.blog.so-net.ne.jp/2017-09-10-1
「米空軍パイロット」→http://holyland.blog.so-net.ne.jp/2017-08-05-1
「カモフラージュ」→http://holyland.blog.so-net.ne.jp/2017-04-16
「米海軍空母」→http://holyland.blog.so-net.ne.jp/2016-12-25
「核兵器」→http://holyland.blog.so-net.ne.jp/2017-02-05
「米海軍」→http://holyland.blog.so-net.ne.jp/2016-11-27
「米海軍潜水艦」→http://holyland.blog.so-net.ne.jp/2016-11-26
「火炎放射器」→http://holyland.blog.so-net.ne.jp/2015-04-11-2
「負傷者救出ヘリ」→http://holyland.blog.so-net.ne.jp/2015-03-07
「B-2爆撃機」→http://holyland.blog.so-net.ne.jp/2015-03-01
「AK-47ライフル」→http://holyland.blog.so-net.ne.jp/2015-02-28
「原子力潜水艦」→http://holyland.blog.so-net.ne.jp/2015-02-07-1
恒例:今年も米軍が真剣にサンタ大追跡!! [ちょっとお得な話]
米空軍とボランティアと企業群が今年もサンタを大追跡!
→http://www.noradsanta.org/
日本時間の24日午後4時頃からサンタが北極で活動開始!
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既に50年以上の歴史を持つ行事ですが、ユーモアを解する世界の人々に8カ国語(日本、中国、オランダ、スペイン、伊、英米、仏、ポルトガル)で提供されており、厳しい予算の中でも頑張ってくれています。
皆さん!お子さんのいらっしゃる方はもちろん、意中の方とご一緒の方も、はたまた西洋のしきたりを無視する方も、遊び心で一度サイト(記事の冒頭にアドレス記載)を覗いてみては如何ですか。
昨年2016年のハイライトをご紹介
まず、サンタ村を出発した際の映像です!
ロンドンの時計台と大観覧車上空も通過!
エジプトのピラミッド上空も!
サンタ追跡の歴史と最新技術(?)映像で!
サンタ大追跡の歴史と最新技術?・・
なぜ米空軍NORADがサンタを追跡するのか?
NORAD(北米航空宇宙防衛司令部)とその前身である CONAD(中央防衛航空軍基地)は、50 年以上にわたりサンタの飛行を追跡してきました。

この恒例行事は、1955 年にコロラド州に拠点を置くシアーズ ローバック社が、子供向けに「サンタへの直通電話」を開設した際に、なんと誤って CONAD司令長官への直通電話番号を掲載したポスターを全国に掲示した事に始まりました。
子供たちからの間違い電話を受けた当時の司令官シャウプ大佐(写真)が、ユーモアでサンタの行動を部下に米空軍のレーダーで確認させる振りをして、電話を掛けてきた子供たちにサンタの現在地の最新情報を随時伝えたことに始まりました。
1958 年、カナダと米国の両政府は「NORAD」として知られる両国が共同運営する北米防空組織を創設しましたが、NORADもサンタの追跡という伝統も引き継いだというわけです。
それ以来、NORAD の職員とその家族や友人の献身的なボランティアによって、世界中の子供たちからの電話やメールへの対応が続けられています。また、現在ではサンタの追跡にインターネットも利用しています。サンタの現在地を調べようと「NORAD Tracks Santa」ウェブサイトにアクセスする人の数は、何百万人にものぼります。
そして今では、世界中のメディアもサンタの飛行経路に関する信頼できる情報源として、NORAD の情報を採用しているそうです。
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どのようにサンタを追跡?
(NORAD・Santaサイト情報。ジョークにご注意を。)
●NORAD は、レーダー、人工衛星、サンタ カメラ、ジェット戦闘機の 4 つの最新鋭システムでサンタを追跡します。
●まず使用するのは、「北米警戒システム」と呼ばれる NORAD のレーダー システムです。この強力なレーダー システムは、北米の北部国境に張り巡らされた 47 の施設で構成されています。NORAD はクリスマス イブにこのレーダーを絶えず監視して、サンタクロースが北極を出発する瞬間をキャッチします。
●サンタが飛び立ったのをレーダーで確認したら、次の検知システムの出番です。地球の上空約 36,000 km の静止軌道上には、赤外線センサーが搭載され熱を感知することのできる人工衛星が複数配置されています。なんと、赤鼻のトナカイ「ルドルフ」の鼻からは赤外線信号が放出されているため、NORAD の人工衛星はルドルフとサンタの位置を検知できるのです。
●3 番目の追跡システムは「サンタ カメラ」ネットワークです。「サンタ追跡プログラム」をインターネット上で展開し始めた 1998 年から使用しています。サンタ カメラは超クールなハイテクの高速デジタル カメラで、世界中にあらかじめ設置されています。NORAD では、これらのカメラをクリスマス イブの 1 日だけ使用します。これで世界中を飛び回るサンタとトナカイの画像と動画を捉えます。
●追跡システムの 4 番手はジェット戦闘機です。CF-18 戦闘機を操縦するカナダ NORAD のパイロットがサンタに接近し、北米へと迎え入れます。米国内では、F-15 や F-16 戦闘機を操縦する米国 NORAD のパイロットが、サンタとその有名なトナカイたち(ダッシャー、ダンサー、プランサー、ヴィクゼン、コメット、キューピッド、ドナー、ブリッチェン、そしてもちろん、ルドルフ)とのスリル満点の共同飛行を実現します。
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サンタに関する米空軍の公式解説
サンタ行動の科学的分析
●サンタは良い子にしていた子供達の長いリストを持っています。毎年子供たちのリストは増え続けています。結果としてサンタは、1 軒あたり 0.0002~0.0003 秒の速さで各家庭を回らなければいけないということになります!
●サンタクロースが1600 歳以上だという事実を考えても、また、サンタは子供たちにプレゼントを届ける大切な仕事を慌ててしようとは思わない点からしても、彼が私達の知る「時空間」で作業しているわけではないことが想像できます。
●そう考えると、私達とは異なる時空間で活動しているらしいと考えるのが唯一合理的な結論となります。
サンタの存在と移動手段について
●多くの歴史的データと 50 年以上に渡る NORAD の追跡資料から導き出される結論は、サンタクロースが世界中の子供達に心の中に実在し心から愛されているということです。
●ライト兄弟による最初の飛行機より以前から、サンタは猛スピードで家から家へと飛び回る方法を見つけなければなりませんでした。サンタ・カメラの画像からサンタは素早く移動するために空飛ぶトナカイの群れを選択したことが分かっています。
●このトナカイたちの詳細はまだまだ不明ですが、分かっていることは、サンタが世界中にプレゼントを届けるという任務の手伝いをトナカイ達に要請したということです。その他の詳細は、素敵な謎のベールに包まれています。
イブの24日午後4時頃からサンタが北極で活動開始!
本年も気楽に楽しみましょう!
NORADのサンタ大追跡webサイト
→http://www.noradsanta.org/
→http://www.noradsanta.org/
日本時間の24日午後4時頃からサンタが北極で活動開始!
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皆さん!お子さんのいらっしゃる方はもちろん、意中の方とご一緒の方も、はたまた西洋のしきたりを無視する方も、遊び心で一度サイト(記事の冒頭にアドレス記載)を覗いてみては如何ですか。
昨年2016年のハイライトをご紹介
まず、サンタ村を出発した際の映像です!
ロンドンの時計台と大観覧車上空も通過!
エジプトのピラミッド上空も!
サンタ追跡の歴史と最新技術(?)映像で!
サンタ大追跡の歴史と最新技術?・・
なぜ米空軍NORADがサンタを追跡するのか?
NORAD(北米航空宇宙防衛司令部)とその前身である CONAD(中央防衛航空軍基地)は、50 年以上にわたりサンタの飛行を追跡してきました。


子供たちからの間違い電話を受けた当時の司令官シャウプ大佐(写真)が、ユーモアでサンタの行動を部下に米空軍のレーダーで確認させる振りをして、電話を掛けてきた子供たちにサンタの現在地の最新情報を随時伝えたことに始まりました。
1958 年、カナダと米国の両政府は「NORAD」として知られる両国が共同運営する北米防空組織を創設しましたが、NORADもサンタの追跡という伝統も引き継いだというわけです。
それ以来、NORAD の職員とその家族や友人の献身的なボランティアによって、世界中の子供たちからの電話やメールへの対応が続けられています。また、現在ではサンタの追跡にインターネットも利用しています。サンタの現在地を調べようと「NORAD Tracks Santa」ウェブサイトにアクセスする人の数は、何百万人にものぼります。
そして今では、世界中のメディアもサンタの飛行経路に関する信頼できる情報源として、NORAD の情報を採用しているそうです。
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どのようにサンタを追跡?
(NORAD・Santaサイト情報。ジョークにご注意を。)
●NORAD は、レーダー、人工衛星、サンタ カメラ、ジェット戦闘機の 4 つの最新鋭システムでサンタを追跡します。

●サンタが飛び立ったのをレーダーで確認したら、次の検知システムの出番です。地球の上空約 36,000 km の静止軌道上には、赤外線センサーが搭載され熱を感知することのできる人工衛星が複数配置されています。なんと、赤鼻のトナカイ「ルドルフ」の鼻からは赤外線信号が放出されているため、NORAD の人工衛星はルドルフとサンタの位置を検知できるのです。
●3 番目の追跡システムは「サンタ カメラ」ネットワークです。「サンタ追跡プログラム」をインターネット上で展開し始めた 1998 年から使用しています。サンタ カメラは超クールなハイテクの高速デジタル カメラで、世界中にあらかじめ設置されています。NORAD では、これらのカメラをクリスマス イブの 1 日だけ使用します。これで世界中を飛び回るサンタとトナカイの画像と動画を捉えます。

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サンタに関する米空軍の公式解説
サンタ行動の科学的分析
●サンタは良い子にしていた子供達の長いリストを持っています。毎年子供たちのリストは増え続けています。結果としてサンタは、1 軒あたり 0.0002~0.0003 秒の速さで各家庭を回らなければいけないということになります!
●サンタクロースが1600 歳以上だという事実を考えても、また、サンタは子供たちにプレゼントを届ける大切な仕事を慌ててしようとは思わない点からしても、彼が私達の知る「時空間」で作業しているわけではないことが想像できます。
●そう考えると、私達とは異なる時空間で活動しているらしいと考えるのが唯一合理的な結論となります。
サンタの存在と移動手段について

●ライト兄弟による最初の飛行機より以前から、サンタは猛スピードで家から家へと飛び回る方法を見つけなければなりませんでした。サンタ・カメラの画像からサンタは素早く移動するために空飛ぶトナカイの群れを選択したことが分かっています。
●このトナカイたちの詳細はまだまだ不明ですが、分かっていることは、サンタが世界中にプレゼントを届けるという任務の手伝いをトナカイ達に要請したということです。その他の詳細は、素敵な謎のベールに包まれています。
イブの24日午後4時頃からサンタが北極で活動開始!
本年も気楽に楽しみましょう!
NORADのサンタ大追跡webサイト
→http://www.noradsanta.org/
磯田道史氏が指摘する日本軍事組織の弱点 [ちょっとお得な話]

磯田氏が平易に伝えようとした狙いは、「司馬氏さんは日本が誤りに落ちて行くときのパターンを何度も繰り返し示そうとした」、「国民性というものは百年二百年でそう簡単に変わらない」、「20世紀までの日本の歴史を描いた司馬氏を、21世紀の私たちが見つめ、鏡として未来に備えることが大切」とのあとがきが表現しています
そして書籍では、信長、秀吉、家康やその周辺の人々を描いた戦国時代、幕末の準備・実行・絶頂過程を描いた「竜馬がゆく」「飛ぶがごとく」「坂の上の雲」を踏まえ、著者が最も完成された好きな作品とする大村益次郎を描いた「花神」へと視点を展開し、その過程でそれぞれの時代を描いた様々な作家との対比も行われています

いわば、日本の軍事組織が受け継いでいる「誤りに落ちて行くときのパターン」を探ろうとする一面を持った書籍の性格も帯びています。
多くの歴史上の有名人物と司馬氏以外の作家の見方も紹介しつつ比較していく、読み手を飽きさせない新書ですが、本日は、日本の軍事組織への「警鐘」部分をピックアップして一部をご紹介します。
分析のアプローチが全く異なるのに、以前ご紹介した書籍「失敗の本質」の結論と非常に接点のある指摘に、驚くやら納得するやら・・・
『「司馬遼太郎」で学ぶ日本史』より抽出

●なぜ当時の陸軍では、「深く考えない」不条理がまかり通ったのか、明治の日本軍は最新で強力な兵器を追及する精神があったのに、いつから日本はその精神を失った国になってしまったのか。その問いこそが、司馬さんの創作活動の原点でした
●私の教え子が自衛隊に入るときに言ったことを思い出します。「日本の軍隊は伝統的に、物事がいつまでも同じ形であり続けると思いやすい。軍事組織というものは、入社した時には自動車会社でも、勤務している数年数十年の間に航空会社いなっているような組織のはずなだから」と
●WW1の時代の数年間でも既に、当初の歩兵戦から戦車戦に、気球で偵察していたものが複葉機の空中戦にまで変化しています。軍事組織に入った以上、変化に対応できる柔軟な頭であるべきなのに、歴史家の私から見ると、そういう人がほとんどいない

●司馬さんは他者と軋轢を生みかねない、大村益次郎の「他の日本人と違っているところ」を「花神」で書くことによって、合理主義者が時代を変革する力を描き出すのです
●激動期には合理主義的な人物が現れて変革を導くが、静穏期に入ると日本人は途端に合理主義を捨て去る・・・この繰り返しであると司馬さんは言外に訴えています
●司馬さんが言いたかったのは、「死んでも戦います」というリアリズムを失った自殺ではなく、格調高い精神に支えられたリアリズムと合理主義を併せ持たなければならない・・・・まさにそこだと思います
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ちなみに、書籍「失敗の本質」が指摘した旧日本軍の失敗の本質は、本当に今の自衛隊を描写したような分析です。
記事:書籍「失敗の本質」から今こそ学べ! より

●戦略志向は短期決戦型で、戦略オプションは狭くかつ統合性が欠如し、戦略策定の方法論は科学的合理主義というよりも独特の主観的微修正の繰り返しで、雰囲気で決定した作戦には柔軟性はなく、敵の出方等による修正無しだった
●本来合理的であるはずの官僚主義に、人的ネットワークを基盤とする集団主義が混在。システムよりも属人的統合が支配的。人情を基本とした独自の官僚主義を昇華
●資源としての技術体系は一点豪華主義で全体のバランス欠如。
●学習が、既存の枠組み内でのみ強化され、かつ固定的
秋の夜長に気軽に読める一冊として、磯田道史氏の『「司馬遼太郎」で学ぶ日本史』(NHK出版新書)をお勧めします。
書籍のご案内記事
「失敗の本質」から今こそ学べ!→http://crusade.blog.so-net.ne.jp/2013-12-31
「宇宙戦を描くGhost Fleet」→http://holyland.blog.so-net.ne.jp/2016-05-08
「イスラエル起業大国の秘密」→http://holyland.blog.so-net.ne.jp/2012-06-20
「証明完了ポアンカレ予想」→http://holyland.blog.so-net.ne.jp/2009-12-24
「長谷部誠:心を整える」→http://holyland.blog.so-net.ne.jp/2011-05-01
「究極のインテリジェンス教科書」→http://holyland.blog.so-net.ne.jp/2011-05-22
「婚活したらすごかった」→http://holyland.blog.so-net.ne.jp/2011-08-30
「51歳の左遷から始まった」→http://holyland.blog.so-net.ne.jp/2009-09-22
北朝鮮は米軍爆撃機を撃墜できるか [ちょっとお得な話]

ちなみにこの距離は、北朝鮮が一方的に主張している沿岸から50㎞の軍事境界線よりも沖合の飛行だったことを示しています。
これに対し25日、北朝鮮の外相がNYで「たとえ米軍爆撃機が北朝鮮の領空外を飛行していても、北朝鮮は撃墜する権利を有している」と記者団に語り、物議をかもしたところです
このやり取りを受け9月28日付Defense-Newsが、北朝鮮が現在保有する迎撃戦闘機と地対空ミサイルで、米軍長距離爆撃機を撃墜できるか吟味しています。
北朝鮮上空ではなく、北朝鮮の沖合を飛行するとのボンヤリした前提で話が進んでいますが、北朝鮮の通常戦力の実態を垣間見る機会ですので、ご紹介します
9月28日付Defense-News記事によれば

●ソ連時代のMig-23とMig-29をそれぞれ1個飛行隊で約30機保有しているが、1970年代後半から1980年代初期のもので、北朝鮮に提供されてから全く能力向上等を行っていないものと考えられている
●両タイプとも通常は、首都ピョンヤンの周辺に配備されているが、韓国と緊張が高まった際などは、南北の境界線付近に展開することもあった
●CNNは米国防省高官の話として、今週、少数のMig戦闘機が追加の燃料タンクを装着し、空対空ミサイルを搭載して北朝鮮の東海岸沿いの基地に展開したと報じており、米軍爆撃機の要撃が目的と考えられている

●戦闘機による対処が難しいなら、地対空ミサイルによる邀撃に北朝鮮は頼ることになるだろう。この場合、北朝鮮が保有する最も長射程の地対空ミサイルはS-200(SA-5 Gammon)がその任に就くだろう
●このS-200は、1960年代の兵器で、高い高度をあまり激しい動きをせずに飛行する航空機を対象として開発されたSAMであり、射程距離はそのバージョンによって150~250マイルと言われている

●S-200は、1980年代にリビアによって、また今年シリアで発射されたが、いずれも目標に命中していない。
●またS-200は、電子戦下では有効性を失うであろうし、大きなミサイルは動きの激しい航空機を追随することが困難だろうと見られている
●さらに最近北朝鮮は、KN-06という国産で射程100nmの地対空ミサイルを披露しており、金正恩が量産を指示したとも報じられているが、中国産HQ-9やロシア製S-300と外観が類似している以外、細部は不明である
●いずれにしても北朝鮮の防空能力には疑問符がついている。
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ゲリラ戦を展開する特殊部隊なんかは、優遇されていそうですけど・・・。無人機とかも・・・。
米軍もあらゆるセンサーを総動員して、北朝鮮の現状把握に全力を挙げているでしょうし、日本や韓国も協力しているでしょうから、移動式の弾道ミサイル発射期は別として、かなりの状況は把握できていると思います。たぶん
米軍事メディアが見た北朝鮮騒ぎ
→http://holyland.blog.so-net.ne.jp/2017-08-14
自衛隊PAC-3が在日米軍基地に展開訓練 [ちょっとお得な話]

本日、自衛隊PAC-3が米軍の横田と岩国基地で展開訓練
8月24日在日米軍司令部は、8月29日と9月7日に航空自衛隊の弾道ミサイル防衛システムPAC-3を、横田、岩国、三沢基地に受け入れ、それぞれの基地で自衛隊PAC-3の展開訓練を支援すると発表しました。
8月24日付発表によれば
●航空自衛隊PCA-3ミサイルの展開訓練は、8月29日に横田基地と岩国基地で、9月7日に三沢基地でそれぞれ1日だけ実施され、日米両部隊の相互連携を試験し確認する

●在日米軍司令官(兼ねて第5空軍司令官)のマルチネス中将は、「自衛隊部隊の展開訓練を歓迎し、訓練が成功裏に行われるよう日本と協力することを楽しみにしている」と語っている
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日本の国内法との整理などは専門家の皆様にゆだねるとして、日米連携が円滑に行われることは好ましいことです
防衛省からは、航空自衛隊のHP上で、米軍発表から1日遅れの8月25日にこっそり告知されています
→http://www.mod.go.jp/asdf/news/houdou/H29/290825_1.pdf
告知によれば

(2)今後も引き続き、自衛隊施設以外に展開するものを含め、順次、全国的に同様の展開訓練を実施予定。
展開場所と展開部隊(群本部所在地)
横田飛行場には 第1高射群(入間)
岩国飛行場 には第2高射群(春日)
三沢飛行場 には第6高射群(三沢)
発表のタイミングは、日米でそろえたほうがかっこいいですね。。。
映像と5つの視点で:米空軍操縦者 [ちょっとお得な話]

映像と話題には、WW2当時のものが含まれており、当時はまだ陸軍と海軍しかなかったことからすれば、正確には「米軍操縦者」とのタイトルが相応しいのかもしれませんが、米空軍は空軍が存在しなかった当時の空での戦いも「空軍の歴史」として学んでいるようですので、そのままにしておきます
歴史的な英雄パイロットが話題の中心ですが、まぁ・・いつものように「小ねた」としてご活用下さい
第1:最後のエースは2分以内に2キル

●特に彼が3機目と4機目を撃墜した空中戦は驚くべきものだった。帰還途中と思われる複数のMig戦闘機を発見した彼は、空中戦の末、スパロー空対空ミサイルを発射して最初の敵を撃墜し、
●その後、素早く右旋回し、他の敵を捕捉して攻撃に移り、同じミサイルで次の敵を撃墜した。最初と次の撃墜の間隔は、僅か1分と29秒だった
第2:SR-71は衝撃波で敵を威嚇する作戦も

●敵の地対空ミサイルも追随できない高高度超音速飛行が可能なためできる「技」であったが、音速以上で飛行する際に発生する「衝撃波:Sonic Boom」も時には作戦に利用された
●ベトナム戦争の終盤に和平交渉が行われた1972年5月、その交渉が決裂した際には、3機のSR-71が超音速でハノイ上空を飛行し、その衝撃波で相手を威圧した
米空軍操縦者:映像と5つの視点で(約7分)
第3:30機以上の敵と30分以上交戦したP-51

●当該P-51戦闘機操縦者は、たった一人で敵と30分以上交戦を続け、少なくとも3機を撃墜し、他の複数機に被害を与えた。これは確認された戦果だけで、それ以上の戦果があったと伝えられている
●操縦者ハワード大尉は、欧州での戦いで操縦者として唯一の「最高栄誉勲章:Medal of Honor」受賞者となった
第4:真珠湾攻撃時、パジャマ姿で離陸し交戦

●そのうちの一人は、パジャマパンツ姿でP-36に乗り込み離陸して敵機と交戦した。
●敵機を撃墜することは出来なかったが、帰還して着陸する際は機体の尾部とブレーキが失われ、確認の結果500箇所の被害があった
第5:ピストルでゼロ戦を撃墜した副操縦士

●ある脱出した副操縦者は、死んだ振りをしてパラシュートで降下し、敵のゼロ戦を油断させて反撃のチャンスを狙っていた
●案の定、数十フィートまで接近したゼロ戦に対し、保有していた「M1911」ピストルで反撃し、敵操縦者に命中させて撃墜した。当該副操縦者は負傷して捕虜になったが、後に帰還した
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このように先人の戦いぶりを語り継ぐことは、後に続く防人の士気を鼓舞し、困難な場面において力を与えてくれるものです。

これこそ国の「無形文化財」とも言うべき宝だと思います。ネットやSNSを上手く活用し、わが国の英雄たちの歴史を是非語り継ぎたいものです
映像で5つの視点から学ぶ
「カモフラージュ」→http://holyland.blog.so-net.ne.jp/2017-04-16
「米海軍空母」→http://holyland.blog.so-net.ne.jp/2016-12-25
「核兵器」→http://holyland.blog.so-net.ne.jp/2017-02-05
「米海軍」→http://holyland.blog.so-net.ne.jp/2016-11-27
「米海軍潜水艦」→http://holyland.blog.so-net.ne.jp/2016-11-26
「火炎放射器」→http://holyland.blog.so-net.ne.jp/2015-04-11-2
「負傷者救出ヘリ」→http://holyland.blog.so-net.ne.jp/2015-03-07
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「AK-47ライフル」→http://holyland.blog.so-net.ne.jp/2015-02-28
「原子力潜水艦」→http://holyland.blog.so-net.ne.jp/2015-02-07-1
映像で見るシリーズ
「12㎏の兵器搭載地上ロボット」→http://holyland.blog.so-net.ne.jp/2016-05-09
「防空&ミサイル防衛の融合IAMD」→http://holyland.blog.so-net.ne.jp/2014-05-27-2
「威力強烈:AC-130」→http://holyland.blog.so-net.ne.jp/2016-02-06
「CASの歴史を学ぶ」→http://holyland.blog.so-net.ne.jp/2015-09-19
「イメージ中国軍の島嶼侵攻」→http://holyland.blog.so-net.ne.jp/2015-09-06
「泣ける:帰還兵士と犬との再会」→http://holyland.blog.so-net.ne.jp/2015-09-05
「レーザー兵器試験@ペルシャ湾」→http://holyland.blog.so-net.ne.jp/2014-12-13
映像と5つの視点でカモフラージュを学ぶ [ちょっとお得な話]
暑さでバテ気味なので映像企画
お馴染み映像と5つに視点で学ぶ「5 things you don't know about」シリーズで、本日は「カモフラージュ」をテーマにご紹介します。カモフラージュとは日本語で「偽装」のことで、服装や装備をを敵から発見されにくくすることを指します。
このシリーズは軍事装備品を映像と共に、5つの豆知識から学ぼうとするもので、これまで8つほどご紹介してきました。過去の記事は末尾をご覧下さい。
今日の視点は、迷彩色の代表であるカーキ色はいつ導入されたか? にせ樹木はいつ導入され使用されたか? 米軍がカーキー色を導入したのは? 軍需工場丸ごとカモフラージュの例は? 狙撃手が使用するギリー迷彩服はいつから?・・・の5つです
映像は約6分です
その1:迷彩色の代表カーキ色はいつ導入?
●英陸軍は伝統的に赤いジャケットを制服にし、戦闘でも着用していたが、インド駐留英陸軍の指揮官である中将が、赤だと目立って敵に発見されやすく、被害が大きいことに悩まされた
●そこで同中将は1848年、インドの風景や土地に馴染むよう、土地の土や泥を使用して服を染め、土色(カーキ色:ペルシャ語が語源)の戦闘服をパキスタン正面で使用させたところ、大きな効果を上げた
その2:にせ樹木はいつ導入され使用?
●WW1の欧州戦線における塹壕戦は、兵士が隠れる場所もない平坦な土地で行われ、敵味方に大きな損害を出した。
●敵に見つからずに相手の行動を監視する適当な場所の確保も難しく、そこで考え出されたのが、中を空洞にして偵察兵が隠れることができる「カモフラージュ木」である。
●夜中に本物の木を伐採し、切り株の後に中が空洞で偵察要員が隠れることができる「カモフラージュ木」を接ぎ木する等の手法が用いられた
その3:米軍がカーキー色を導入したのは?
●米本土軍が創設された際、初代大統領ンワシントンは陸軍の制服をブルーに定めたが、1898年からの米西戦争ではブルーの制服が目立って敵の狙撃に会う被害が増加した
●これを受け、英国陸軍で使用されていたカーキ色戦闘服を導入し、その効果が大変大きいことが確認され、ブルーの制服は儀式用として使用されるようになった
その4:軍需工場丸ごとカモフラージュ例は?
●真珠湾奇襲攻撃を受けて以来、米本土の軍需工場でも空襲に備えた防御やカモフラージュ策がとられるようになった。
●巨大な航空機工場であったロッキード社Burbank工場でも、カリフォルニア郊外の風景に見せかけるため、大量の樹木が植えられ、偽装網を張り巡らし、屋根をグリーンに塗り、洗濯物を干して住宅にに見せかける等々の努力が行われた
その5:狙撃手が使用のギリー迷彩服はいつから?
●狙撃手が好んで使用する、毛糸のようなひもを多数組み合わせたような迷彩服(Ghillie Suits)は、スコットランドのハンターたちが使用していたものを軍用に活用したものと言われている
●スコットランドはハンターたちを集めて狙撃手部隊を初めて編成し、彼らが軍隊でもそのまま使用したGhillie Suitsが、その後世界中で使用されるようになった
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軍隊も当初は、赤やブルーで兵士の存在を目立たせることで相手を威圧したのでしょうが、飛び道具の発達に伴い、人間は目立たないほうが良くなって・・・
今のサイバー攻撃なんかは、戦闘服の必要もなくなりましたが・・・。
そう言えば現役の皆さんから、災害派遣の指揮所や現場で、機能的に全く役に立たないパイロットスーツ(操縦服)を着てまで目立ちたいオーラを出しているパイロットへの批判を聴くことがあります。
哀れな習性ですねぇ…パイロットの・・・
映像で5つの視点から学ぶ
「米海軍空母」→http://holyland.blog.so-net.ne.jp/2016-12-25
「核兵器」→http://holyland.blog.so-net.ne.jp/2017-02-05
「米海軍」→http://holyland.blog.so-net.ne.jp/2016-11-27
「米海軍潜水艦」→http://holyland.blog.so-net.ne.jp/2016-11-26
「火炎放射器」→http://holyland.blog.so-net.ne.jp/2015-04-11-2
「負傷者救出ヘリ」→http://holyland.blog.so-net.ne.jp/2015-03-07
「B-2爆撃機」→http://holyland.blog.so-net.ne.jp/2015-03-01
「AK-47ライフル」→http://holyland.blog.so-net.ne.jp/2015-02-28
「原子力潜水艦」→http://holyland.blog.so-net.ne.jp/2015-02-07-1
映像で見るシリーズ
「12㎏の兵器搭載地上ロボット」→http://holyland.blog.so-net.ne.jp/2016-05-09
「防空&ミサイル防衛の融合IAMD」→http://holyland.blog.so-net.ne.jp/2014-05-27-2
「威力強烈:AC-130」→http://holyland.blog.so-net.ne.jp/2016-02-06
「CASの歴史を学ぶ」→http://holyland.blog.so-net.ne.jp/2015-09-19
「イメージ中国軍の島嶼侵攻」→http://holyland.blog.so-net.ne.jp/2015-09-06
「泣ける:帰還兵士と犬との再会」→http://holyland.blog.so-net.ne.jp/2015-09-05
「レーザー兵器試験@ペルシャ湾」→http://holyland.blog.so-net.ne.jp/2014-12-13

このシリーズは軍事装備品を映像と共に、5つの豆知識から学ぼうとするもので、これまで8つほどご紹介してきました。過去の記事は末尾をご覧下さい。
今日の視点は、迷彩色の代表であるカーキ色はいつ導入されたか? にせ樹木はいつ導入され使用されたか? 米軍がカーキー色を導入したのは? 軍需工場丸ごとカモフラージュの例は? 狙撃手が使用するギリー迷彩服はいつから?・・・の5つです
映像は約6分です
その1:迷彩色の代表カーキ色はいつ導入?
●英陸軍は伝統的に赤いジャケットを制服にし、戦闘でも着用していたが、インド駐留英陸軍の指揮官である中将が、赤だと目立って敵に発見されやすく、被害が大きいことに悩まされた
●そこで同中将は1848年、インドの風景や土地に馴染むよう、土地の土や泥を使用して服を染め、土色(カーキ色:ペルシャ語が語源)の戦闘服をパキスタン正面で使用させたところ、大きな効果を上げた
その2:にせ樹木はいつ導入され使用?

●敵に見つからずに相手の行動を監視する適当な場所の確保も難しく、そこで考え出されたのが、中を空洞にして偵察兵が隠れることができる「カモフラージュ木」である。
●夜中に本物の木を伐採し、切り株の後に中が空洞で偵察要員が隠れることができる「カモフラージュ木」を接ぎ木する等の手法が用いられた
その3:米軍がカーキー色を導入したのは?
●米本土軍が創設された際、初代大統領ンワシントンは陸軍の制服をブルーに定めたが、1898年からの米西戦争ではブルーの制服が目立って敵の狙撃に会う被害が増加した
●これを受け、英国陸軍で使用されていたカーキ色戦闘服を導入し、その効果が大変大きいことが確認され、ブルーの制服は儀式用として使用されるようになった
その4:軍需工場丸ごとカモフラージュ例は?

●巨大な航空機工場であったロッキード社Burbank工場でも、カリフォルニア郊外の風景に見せかけるため、大量の樹木が植えられ、偽装網を張り巡らし、屋根をグリーンに塗り、洗濯物を干して住宅にに見せかける等々の努力が行われた
その5:狙撃手が使用のギリー迷彩服はいつから?

●スコットランドはハンターたちを集めて狙撃手部隊を初めて編成し、彼らが軍隊でもそのまま使用したGhillie Suitsが、その後世界中で使用されるようになった
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軍隊も当初は、赤やブルーで兵士の存在を目立たせることで相手を威圧したのでしょうが、飛び道具の発達に伴い、人間は目立たないほうが良くなって・・・
今のサイバー攻撃なんかは、戦闘服の必要もなくなりましたが・・・。
そう言えば現役の皆さんから、災害派遣の指揮所や現場で、機能的に全く役に立たないパイロットスーツ(操縦服)を着てまで目立ちたいオーラを出しているパイロットへの批判を聴くことがあります。
哀れな習性ですねぇ…パイロットの・・・
映像で5つの視点から学ぶ
「米海軍空母」→http://holyland.blog.so-net.ne.jp/2016-12-25
「核兵器」→http://holyland.blog.so-net.ne.jp/2017-02-05
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「12㎏の兵器搭載地上ロボット」→http://holyland.blog.so-net.ne.jp/2016-05-09
「防空&ミサイル防衛の融合IAMD」→http://holyland.blog.so-net.ne.jp/2014-05-27-2
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「CASの歴史を学ぶ」→http://holyland.blog.so-net.ne.jp/2015-09-19
「イメージ中国軍の島嶼侵攻」→http://holyland.blog.so-net.ne.jp/2015-09-06
「泣ける:帰還兵士と犬との再会」→http://holyland.blog.so-net.ne.jp/2015-09-05
「レーザー兵器試験@ペルシャ湾」→http://holyland.blog.so-net.ne.jp/2014-12-13
あっぱれZuckerberg氏のハーバード卒業式講演 [ちょっとお得な話]

素晴らしいです・・・。若造のIT長者くらいに見ていましたが、大学在中から始めたFacebookをこれまでにした経緯やその過程で学んだことを基礎とし、年齢が10歳ほどしか変わらない卒業生を同世代として語り掛け、同世代の「目的」や使命を訴えかけています。
そして彼らの世代の「目的」として、「自分の人生の目標を見つけるだけでは不十分」で、世代の課題は「誰もが目的感を人生の中で持てる世界を創り出すこと」、「すべての人たちが、人生に意義を感じられる目的感を持てる世界を作ること」だと、世界の情勢や様々な経験を交えて語っています。
訳された倉本さんは、聞く人の立場によっては「偽善」に見えるかもしれないが、「超弩級に徹底した揺るぎない偽善」は、それ自体を多くの人が「善なるもの」として必要としているメカニズムというのもあるだろうというぐらいの迫力だ・・・と表現していますが、ぜひご自身で倉本さんの全訳をご覧いただきたいと思います
倉本さんのブログ「「覚悟」とは「犠牲の心」ではない」より
→https://keizokuramoto.blogspot.jp/2017/05/blog-post_74.html
IT関連起業家の卒業式講演では、Appleのスティーブ・ジョブズ氏によるスタンフォード大学講演がよく知られ、「東京の郊外より」でも取り上げ(http://holyland.blog.so-net.ne.jp/2011-11-19)、キーワードであった「Stay hungry, stay foolish」の由来を推測してご紹介したことがあります

以下では、倉本さんの全訳から、いくつかの部分を抜き書きで紹介しようと思うのですが、スピーチ全体で主張を生み出しており、一部を切り取り紹介することが不適切だと、つくづく感じながらの作業でした。
それでも、以下の「一部切り取り」を見て興味を持っていただき、ぜひ約30分間の講演の全文を映像と合わせてご覧いただきたいと思いから、「つまみ食い」をいたします。改めて倉本さんに感謝です
ハーバード大学提供の講演映像
Zuckerberg卒業式講演より「つまみ食い」
●ケネディ大統領がNASAを訪れた時のエピソード。ホウキを持ってる門番にケネディが何をしてるのかと訪ねたら彼はこう答えた。「大統領、私は人類を月に送る手伝いをしているのです」 「目的」というのは、僕ら一人ひとりが、小さな自分以上の何かの一部だと感じられる感覚のことです。自分が必要とされ、そしてより良い未来のために日々頑張っていると感じられる感覚のことなのです。「目的」こそが本当の幸福感をつくるものなのです。

●Facebook創業から数年たって、ある大きな会社が僕らを買いたいと言ってきた。僕は売りたくなかった。僕はもっと多くの人を繋げたいということだけを考えていた。「より大きな目的感」がないなら、会社を売り抜けることはスタートアップの夢そのものだからです。このことで会社は分裂してしまいました。何年もたって、私は、それは「より大きな目的意識」がない時に起きる自然なことなんだということがわかりました。そういう「目的感」を作れるかどうかは自分たち次第なんです
●僕は世界に「目的感」を持ってもらうための3つの方法についてお話します。
その1・一緒に大きくて意味のあるプロジェクトについて語ること
その2・”平等性”を再定義して誰もがその目的に参加する自由を持てるようにすること
その3・世界規模のコミュニティを創り出すこと
●すべての世代が、「平等」という言葉の定義を押し広げてきました。上の世代は、投票権と公民権について戦った。それらはニューディール政策とグレイトソサエティ政策に結実しました。今、僕らの世代が僕らの世代の新しい社会契約を結ぶべき時なのです。これからは、GDPのような経済的指標だけでなく、どれだけ多くの人間が、意味のあると感じられる人生を送れているか・・といった指標で社会の進歩を測っていくべきです

●しかし問題はお金のことだけではないのです。時間のこともある。週に1時間か2時間あれば、誰かに手を差し伸べることはできます。その人がその人の潜在的可能性に到達できる手助けができるのです。
●人類の歴史は、小さい集団からより大きな集団へ、部族から都市へ、そして国へ・・・と多くの人間が寄り集まり、協力しあうことで今までできなかったことを可能にしてきた物語であることを、僕たちは知っています。
●しかし、僕らは不安定な時代に生きています。世界中にグローバリズムに取り残されたと感じている人たちがいる。もし自分が暮らしているホームグラウンドで自分たちがちゃんと良く生きられていると感じていない時、世界のどこか他の場所の人たちのことまで考えるのは難しいです。そういう時には内向き志向の圧力が高まります
●これは僕らの時代の課題です。自由と開かれたグローバルコミュニティと、権威主義や孤立主義、そして国家主義との争い。知と交易、移住する人の流れを促進していく力と、それをスローダウンさせようとする力とのぶつかりあい。これは国同士の争いではなく、考え方同士の争いなのです
●国連で解決できるような問題ではありません。もっとローカルなレベルの問題です。もし人間が自分自身の人生に目的と安定を感じて生きていられれば、その時人類は「他の地域の人たちの問題」についてケアしあうことも可能になるのです。だからこそ最善の対処法は、今ここで、ローカルなコミュニティを立て直すことなのです

●2017年卒業生の皆さん、あなたがたは、「目的」を必要としている世界へと飛び込んでいきます。それを創り出せるかどうかはあなた方次第なんです。
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やはり、このスピーチは「つまみ食い」が難しいです。
現代の社会や世界を描写する表現や、様々な彼の経験や取り組みも紹介しないと全体のイメージがつかめないのですが、そうするには全文をご紹介する必要が出てきます。
やはり、倉本さんの紹介文と全訳をぜひご覧ください
→https://keizokuramoto.blogspot.jp/2017/05/blog-post_74.html
ジョブズ氏の「Stay hungry, stay foolish」の由来は!?
→http://holyland.blog.so-net.ne.jp/2011-11-19
米海軍空母を5つの視点で学ぶ [ちょっとお得な話]
時節柄、この話題で!
空母カールビンソンはニミッツ級空母の3番艦です!
花粉症疲れなので、米軍事情報サイト「Military.com」が提供しているシリーズ「5 Things You Don't Know About」をしのぎでご紹介します
このシリーズは軍事装備品を映像と共に、5つの豆知識から学ぼうとするもので、これまで7つほどご紹介してきました。過去の記事は末尾をご覧下さい。
今日のテーマは「米海軍空母」で、全く相互に関連性のない5つの話題でアプローチします。聞き取りの間違いにはご容赦を・・・
5つの視点は、米空母搭載戦力の規模、湖で運用していた空母、最初のモジュラー工法、WW2間には同名空母が、世界最大意の空母はです。
映像は約7分です。
話題1
●現在主力のニミッツ級空母には、約90機の艦載機が搭載されている
●世界の空軍で、90機以上の作戦機を保有している国は、半分程度である
話題2
●WW2間、空母艦載機の操縦者養成のため、5大湖に2隻の客船を改造した空母が配備されていた
●この訓練用空母によって、約2800名の艦載機操縦者を養成し、その中には2代目ブッシュ大統領も含まれている
話題3
●空母の巨大化が進む一方で、空母を建造するドックの大型化には限界があった
●これを克服するため、船体を分割して製造し、最後に組み立てるモデュラー方式を導入
●最初にこの方式で建造されたのは、1981年の空母セオドア・ルーズベルト
話題4
●WW2間、同じ名前の空母が5組存在した。これは敵の攻撃で撃沈された空母を、同じ名前で再建したためである
●同戦争の間に12隻が撃沈又は作戦不能になったが、そのうち5隻が同名で復活した
話題5
●現在最大の空母はニミッツ級で、約9万7000トンだが、現在一番艦を建造中のフォード級は10万トン
映像をもう一つ:ニミッツ級空母のイメージ映像(2分半)
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米海軍の空母1隻で、世界の半分以上の空軍以上の作戦機を搭載しているとは・・・。
恐らく、作戦機が搭載している兵器の質、ネットワーク情報力、兵站や補給能力、人材教育の質などなどを含めて考えれば、米空母1隻以上の任務を遂行できる空軍は、世界でも片手で数えられる程度しか無いのでは・・・
この他にも「5つの視点で学ぶ」シリーズには、以下で紹介した以外にも、「地雷」「米空軍パイロット」などが公開されています。ご興味のある方はどうぞ
映像で5つの視点から学ぶ
「核兵器」→http://holyland.blog.so-net.ne.jp/2017-02-05
「米海軍」→http://holyland.blog.so-net.ne.jp/2016-11-27
「米海軍潜水艦」→http://holyland.blog.so-net.ne.jp/2016-11-26
「火炎放射器」→http://holyland.blog.so-net.ne.jp/2015-04-11-2
「負傷者救出ヘリ」→http://holyland.blog.so-net.ne.jp/2015-03-07
「B-2爆撃機」→http://holyland.blog.so-net.ne.jp/2015-03-01
「AK-47ライフル」→http://holyland.blog.so-net.ne.jp/2015-02-28
「原子力潜水艦」→http://holyland.blog.so-net.ne.jp/2015-02-07-1
映像で見るシリーズ
「12㎏の兵器搭載地上ロボット」→http://holyland.blog.so-net.ne.jp/2016-05-09
「防空&ミサイル防衛の融合IAMD」→http://holyland.blog.so-net.ne.jp/2014-05-27-2
「威力強烈:AC-130」→http://holyland.blog.so-net.ne.jp/2016-02-06
「CASの歴史を学ぶ」→http://holyland.blog.so-net.ne.jp/2015-09-19
「イメージ中国軍の島嶼侵攻」→http://holyland.blog.so-net.ne.jp/2015-09-06
お勧めです
「泣ける:帰還兵士と犬との再会」→http://holyland.blog.so-net.ne.jp/2015-09-05
「レーザー兵器試験@ペルシャ湾」→http://holyland.blog.so-net.ne.jp/2014-12-13
空母カールビンソンはニミッツ級空母の3番艦です!

このシリーズは軍事装備品を映像と共に、5つの豆知識から学ぼうとするもので、これまで7つほどご紹介してきました。過去の記事は末尾をご覧下さい。
今日のテーマは「米海軍空母」で、全く相互に関連性のない5つの話題でアプローチします。聞き取りの間違いにはご容赦を・・・
5つの視点は、米空母搭載戦力の規模、湖で運用していた空母、最初のモジュラー工法、WW2間には同名空母が、世界最大意の空母はです。
映像は約7分です。
話題1
●現在主力のニミッツ級空母には、約90機の艦載機が搭載されている
●世界の空軍で、90機以上の作戦機を保有している国は、半分程度である
話題2
●WW2間、空母艦載機の操縦者養成のため、5大湖に2隻の客船を改造した空母が配備されていた
●この訓練用空母によって、約2800名の艦載機操縦者を養成し、その中には2代目ブッシュ大統領も含まれている

●空母の巨大化が進む一方で、空母を建造するドックの大型化には限界があった
●これを克服するため、船体を分割して製造し、最後に組み立てるモデュラー方式を導入
●最初にこの方式で建造されたのは、1981年の空母セオドア・ルーズベルト
話題4
●WW2間、同じ名前の空母が5組存在した。これは敵の攻撃で撃沈された空母を、同じ名前で再建したためである
●同戦争の間に12隻が撃沈又は作戦不能になったが、そのうち5隻が同名で復活した
話題5
●現在最大の空母はニミッツ級で、約9万7000トンだが、現在一番艦を建造中のフォード級は10万トン
映像をもう一つ:ニミッツ級空母のイメージ映像(2分半)
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米海軍の空母1隻で、世界の半分以上の空軍以上の作戦機を搭載しているとは・・・。

この他にも「5つの視点で学ぶ」シリーズには、以下で紹介した以外にも、「地雷」「米空軍パイロット」などが公開されています。ご興味のある方はどうぞ
映像で5つの視点から学ぶ
「核兵器」→http://holyland.blog.so-net.ne.jp/2017-02-05
「米海軍」→http://holyland.blog.so-net.ne.jp/2016-11-27
「米海軍潜水艦」→http://holyland.blog.so-net.ne.jp/2016-11-26
「火炎放射器」→http://holyland.blog.so-net.ne.jp/2015-04-11-2
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「AK-47ライフル」→http://holyland.blog.so-net.ne.jp/2015-02-28
「原子力潜水艦」→http://holyland.blog.so-net.ne.jp/2015-02-07-1
映像で見るシリーズ
「12㎏の兵器搭載地上ロボット」→http://holyland.blog.so-net.ne.jp/2016-05-09
「防空&ミサイル防衛の融合IAMD」→http://holyland.blog.so-net.ne.jp/2014-05-27-2
「威力強烈:AC-130」→http://holyland.blog.so-net.ne.jp/2016-02-06
「CASの歴史を学ぶ」→http://holyland.blog.so-net.ne.jp/2015-09-19
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時代遅れの兵器が大活躍の事例 [ちょっとお得な話]
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昨年12月5日付Military.comが、時代遅れだと言われていた兵器が大活躍した例を紹介しているので、新年会での話題提供としてご参考まで取り上げます。
5つの例を取り上げているのですが、その一つ「A-10攻撃機」については、最近の中東での大活躍と米空軍が退役させたいのに議会が退役を許さないゴタゴタ状態をこれまでご紹介してきたので、省略させて頂きます
4つの兵器とは「銃剣」「迫撃砲」「OV-10 Bronco」と「夜の魔女:複葉機」です。
紹介されている例は様々で、有効性が本当なのと感じる部分もありますが、紹介させて頂きます
アフガンやイラクでの銃剣
●銃剣は、17世紀から18世紀の欧州革命戦争や南北戦争で役割を終えたのでは・・・と考えられていたが、イラクやアフガンでの戦いで存在感を示している
●最も著名な事例は2004年の英国陸軍による戦いである。20名の英国兵が塹壕に逃げ込んだ過激派を追い込み、車両搭載の兵器で攻撃したが効果がなく、弾薬が底を突いてきた
●その時、英軍指揮官は車両から降りて銃剣を小銃の先端に取り付けて戦うように命じ、英軍部隊は3名の負傷者を出しただけで、28名の敵を刺殺した
迫撃砲の効果を再認識
●数百年の使用実績が記録されている迫撃砲だったが、WW1当時には既に過去の兵器と考えられるようになっていた
●しかし、日露戦争で迫撃砲や手榴弾が有効活用されるのを確認したドイツ軍が、フランス軍防御陣地突破に有効だと効果を見直し、再び兵器の調達改良を開始した
●連合軍側もドイツ軍の動きに追随し、やがて英国製の携帯性と威力に優れた「Stokes trench mortar」等の近代兵器へと発展する切っ掛けとなった
OV-10 Broncoが中東で復活
●1965年に初飛行し、ベトナム戦争でデビューし、湾岸戦争まで活躍したOV-10 Broncoは、空中偵察や地上火砲の誘導等でCOIN戦に活躍したが、1995年に引退した
●しかしボーイング社がその歴史的活躍に再び注目し、2機を対ISIS戦に中央軍に派遣したところ、素晴らしい活躍をしている
●2015年の記録では、132回の飛行任務に挑み、99%の任務達成率を誇っている
ソ連の「夜の魔女」飛行隊の複葉機
●WW2時にソ連軍に編制され、「夜の魔女:Night Witches」との名で呼ばれた夜間爆撃部隊が存在した。この飛行部隊は当時時代遅れの複葉機を使用し、その静粛性を利用して夜間爆撃をドイツ軍に行った
●ドイツ軍の防空網は当時としては近代的で優れていたが、パワーも不足し2発しか爆弾を搭載できないベニヤ板と布製のソ連の複葉機「Polikarpov U-2」を夜間発見できず、ドイツ地上部隊は大きな被害を受けた
●複葉機の夜間爆撃部隊は、WW2間に約3万回の爆撃任務を行い、計23000トンの爆弾を投下した
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北朝鮮が保有する双発機が、木製で究極のステルス機であり、特殊攻撃部隊の潜入用だと恐れられていますが、温故知新の典型例かも知れません
銃剣で28名刺殺とは、かなりインパクトのある戦いですが、観閲式等で目にする自衛隊の銃剣は、刃物として使用可能なようには見えないのですが、有事は磨いたりするんでしょうか???
珍しく戦史のお勉強でした
歴史に学べ:今の自衛隊を描写したような分析!
記事:書籍「失敗の本質」から今こそ学べ! より抜粋
→http://crusade.blog.so-net.ne.jp/2013-12-31
同書が指摘した「失敗の本質」とは
●旧日本軍は、官僚的組織原理と属人ネットワークで行動し、学習棄却(知識を捨てての学び直し)による自己革新と軍事的合理性の追求が出来なかった
●戦略志向は短期決戦型で、戦略オプションは狭くかつ統合性が欠如し、戦略策定の方法論は科学的合理主義というよりも独特の主観的微修正の繰り返しで、雰囲気で決定した作戦には柔軟性はなく、敵の出方等による修正無しだった
●本来合理的であるはずの官僚主義に、人的ネットワークを基盤とする集団主義が混在。システムよりも属人的統合が支配的。人情を基本とした独自の官僚主義を昇華
●資源としての技術体系は一点豪華主義で全体のバランス欠如。
●学習が、既存の枠組み内でのみ強化され、かつ固定的
終戦記念日に振り返る記事3本まとめ
●終戦の詔勅たる「玉音放送」を嚙み締める。「原文」、「口語訳」、「英文訳」の対比で
●天皇陛下が未だに「先の大戦」と呼ばれる公式見解無き戦争の呼称議論
●歴史認識に関する3つの首相談話を比較分析
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5つの例を取り上げているのですが、その一つ「A-10攻撃機」については、最近の中東での大活躍と米空軍が退役させたいのに議会が退役を許さないゴタゴタ状態をこれまでご紹介してきたので、省略させて頂きます
4つの兵器とは「銃剣」「迫撃砲」「OV-10 Bronco」と「夜の魔女:複葉機」です。
紹介されている例は様々で、有効性が本当なのと感じる部分もありますが、紹介させて頂きます
アフガンやイラクでの銃剣

●最も著名な事例は2004年の英国陸軍による戦いである。20名の英国兵が塹壕に逃げ込んだ過激派を追い込み、車両搭載の兵器で攻撃したが効果がなく、弾薬が底を突いてきた
●その時、英軍指揮官は車両から降りて銃剣を小銃の先端に取り付けて戦うように命じ、英軍部隊は3名の負傷者を出しただけで、28名の敵を刺殺した
迫撃砲の効果を再認識

●しかし、日露戦争で迫撃砲や手榴弾が有効活用されるのを確認したドイツ軍が、フランス軍防御陣地突破に有効だと効果を見直し、再び兵器の調達改良を開始した
●連合軍側もドイツ軍の動きに追随し、やがて英国製の携帯性と威力に優れた「Stokes trench mortar」等の近代兵器へと発展する切っ掛けとなった
OV-10 Broncoが中東で復活

●しかしボーイング社がその歴史的活躍に再び注目し、2機を対ISIS戦に中央軍に派遣したところ、素晴らしい活躍をしている
●2015年の記録では、132回の飛行任務に挑み、99%の任務達成率を誇っている
ソ連の「夜の魔女」飛行隊の複葉機

●ドイツ軍の防空網は当時としては近代的で優れていたが、パワーも不足し2発しか爆弾を搭載できないベニヤ板と布製のソ連の複葉機「Polikarpov U-2」を夜間発見できず、ドイツ地上部隊は大きな被害を受けた
●複葉機の夜間爆撃部隊は、WW2間に約3万回の爆撃任務を行い、計23000トンの爆弾を投下した
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北朝鮮が保有する双発機が、木製で究極のステルス機であり、特殊攻撃部隊の潜入用だと恐れられていますが、温故知新の典型例かも知れません
銃剣で28名刺殺とは、かなりインパクトのある戦いですが、観閲式等で目にする自衛隊の銃剣は、刃物として使用可能なようには見えないのですが、有事は磨いたりするんでしょうか???
珍しく戦史のお勉強でした
歴史に学べ:今の自衛隊を描写したような分析!
記事:書籍「失敗の本質」から今こそ学べ! より抜粋
→http://crusade.blog.so-net.ne.jp/2013-12-31
同書が指摘した「失敗の本質」とは

●戦略志向は短期決戦型で、戦略オプションは狭くかつ統合性が欠如し、戦略策定の方法論は科学的合理主義というよりも独特の主観的微修正の繰り返しで、雰囲気で決定した作戦には柔軟性はなく、敵の出方等による修正無しだった
●本来合理的であるはずの官僚主義に、人的ネットワークを基盤とする集団主義が混在。システムよりも属人的統合が支配的。人情を基本とした独自の官僚主義を昇華
●資源としての技術体系は一点豪華主義で全体のバランス欠如。
●学習が、既存の枠組み内でのみ強化され、かつ固定的
終戦記念日に振り返る記事3本まとめ
●終戦の詔勅たる「玉音放送」を嚙み締める。「原文」、「口語訳」、「英文訳」の対比で
●天皇陛下が未だに「先の大戦」と呼ばれる公式見解無き戦争の呼称議論
●歴史認識に関する3つの首相談話を比較分析
米海軍を5つの小ネタで学ぶ [ちょっとお得な話]
このシリーズは軍事装備品を映像と共に、5つの豆知識から学ぼうとするもので、過去に6本ご紹介してきました。過去の記事は末尾をご覧下さい。
今日のテーマは「米海軍」で、この大きなテーマにどうアプローチするのかと思いましたが、いつものように全く相互に関連性のない5つの話題でアプローチしています。いつものように、英語解説の聞き取りの間違いにはご容赦を・・・
5つの視点は、月面着地第一号は元海軍人、WW2で潜水艦乗りの死傷率が全軍で最高、21発の礼砲は無脅威を、複数の町が米海軍発祥を主張、米海軍規模が最大時は・・・です。
映像は約6分半です。
話題1:月面着地第一号

●1947年に予備役、49年には正規兵となり朝鮮戦争に従軍した。1952年には地対空砲の攻撃で機体が被弾し、何とか友軍領域まで戻ったが基地到着前に緊急脱出し助かった
話題2:WW2で潜水艦乗りの死傷率
●WW2時の米海軍潜水艦部隊は、全兵士の2%を占める程度の規模であったが、WW2期間に52隻が乗員3500名と共に失われ、この死傷率は全軍の中で最高だった
話題3:21発の礼砲
●米海軍では、現役大統領、元大統領、大統領選挙勝者に21発の礼砲で敬意を表するのが儀礼であるが、これは昔、軍艦が相手国に入港する際、大砲を全て空砲で発射して脅威でないことを証明する習慣から生まれたもの
●外国国旗や外国元首や外国海軍トップにも同様の儀礼で応接する
話題4:米海軍発祥町を複数が主張

●発祥地として主張する各町等は、最初の軍艦を建造したとか、最初の艦隊が配備され乗員が住んでいたとか、海軍編制決定の議論を議員が行った町とか、
話題5:米海軍規模が最大時は・
●WW2の間、米海軍は史上最大の海軍規模を誇り、6700隻以上の艦艇を保有していた。
●空母27隻、支援空母77隻、戦闘艦艇360隻以上であった
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月面に立った最初の人類が米海軍OBとは、陸軍や空軍は悔しい思いをしてるんでしょうねぇ・・・
でも、国家を挙げた大プロジェクトの最後の詰めの最前線指揮官を、軍人OBが勤める辺りが軍人の面目躍如ですね!
そう言えば、F-15のテストパイロット上がりの操縦者が、公募宇宙飛行士の第1号に選出され、宇宙ステーションで活躍したのは記憶に新しいところです
この他にも「5つの視点で学ぶ」シリーズには、以下で紹介した以外にも、「空母」「地雷」などが公開されています。ご興味のある方はどうぞ
映像で5つの視点から学ぶ
「米海軍潜水艦」→http://holyland.blog.so-net.ne.jp/2016-11-26
「火炎放射器」→http://holyland.blog.so-net.ne.jp/2015-04-11-2
「負傷者救出ヘリ」→http://holyland.blog.so-net.ne.jp/2015-03-07
「B-2爆撃機」→http://holyland.blog.so-net.ne.jp/2015-03-01
「AK-47ライフル」→http://holyland.blog.so-net.ne.jp/2015-02-28
「原子力潜水艦」→http://holyland.blog.so-net.ne.jp/2015-02-07-1
映像で見るシリーズ
「わずか12㎏の兵器搭載地上ロボット」→http://holyland.blog.so-net.ne.jp/2016-05-09
「防空&ミサイル防衛の融合IAMD」→http://holyland.blog.so-net.ne.jp/2014-05-27-2
「威力強烈:AC-130」→http://holyland.blog.so-net.ne.jp/2016-02-06
「CASの歴史を学ぶ」→http://holyland.blog.so-net.ne.jp/2015-09-19
「イメージ中国軍の島嶼侵攻」→http://holyland.blog.so-net.ne.jp/2015-09-06
「泣ける:帰還兵士と犬との再会」→http://holyland.blog.so-net.ne.jp/2015-09-05
「レーザー兵器試験@ペルシャ湾」→http://holyland.blog.so-net.ne.jp/2014-12-13
米海軍潜水艦を5つの視点で学ぶ [ちょっとお得な話]

このシリーズは軍事装備品を映像と共に、5つの豆知識から学ぼうとするもので、これまで5つほどご紹介してきました。過去の記事は末尾をご覧下さい。
今日のテーマは「米海軍潜水艦」で、全く相互に関連性のない5つの話題でアプローチします。聞き取りの間違いにはご容赦を・・・
5つの視点は、戦略原潜搭載の核兵器の威力、潜水艦手当は誰が考案、米潜水艦での最長連続任務期間、最も高価な金銀運搬記録、米海軍の原子力潜水艦喪失事故です。
映像は約6分半です。
話題1

●オハイオ級原潜は24発のトライデント2型SLBMを搭載しており、各ミサイルが4個の小弾頭を持っており、計96個の小弾頭がオハイオ級に積み込まれている
●小弾頭には複数の種類があるが、1個で広島型原爆の約30倍の威力があり、96X30=2880倍の破壊力となる
話題2
●潜水艦搭乗員への特別手当を最初に要求したのはセオドア・ルーズベルト大統領である。1905年のことだった
●潜水艦の可能性に興味を持った同大統領は、約2時間の搭乗視察を行い、その操作の難しさと精神的な負担の大きさを痛感し、視察後直ちに特別手当を予算化すると発表した
●資格を取得した乗員は月10ドル、加えて潜水業務1日につき1ドル。資格取得訓練中の兵士も月5ドルの特別手当を予算化し、人材の確保に勤めた
話題3

●通常のミサイル原潜の1回の平均任務期間は70日間だが、2014年に行われた連続140日間任務が最長記録となっている
話題4
●太平洋戦争時、真珠湾奇襲攻撃後の日本軍の電撃南方侵攻により、フィリピン駐留米軍は補給物資を入手することが困難になった
●そこで米軍は潜水艦で弾薬等の輸送を行ったが、フィリピンからの帰路には、積み荷を降ろした後のスペースに砂袋等を詰めて潜水が出来るように重量を増やしていた
●いよいよフィリピンでの地位が危うくなってきた米国は、フィリピンから金銀約10億円分を潜水艦に搭載し、ハワイまで避難させた
話題5
●米海軍の原子力潜水艦が失われた事故は、過去に2件ある
●1963年に129名が死亡した事故があり、これが潜水艦事故史上で最悪の人的犠牲事故である。もう1件は1968年で99名の乗員が犠牲となった
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この他にも「5つの視点で学ぶ」シリーズには、以下で紹介した以外にも、「空母」「米海軍」「地雷」などが公開されています。ご興味のある方はどうぞ
映像で5つの視点から学ぶ
「火炎放射器」→http://holyland.blog.so-net.ne.jp/2015-04-11-2
「負傷者救出ヘリ」→http://holyland.blog.so-net.ne.jp/2015-03-07
「B-2爆撃機」→http://holyland.blog.so-net.ne.jp/2015-03-01
「AK-47ライフル」→http://holyland.blog.so-net.ne.jp/2015-02-28
「原子力潜水艦」→http://holyland.blog.so-net.ne.jp/2015-02-07-1
映像で見るシリーズ
「わずか12㎏の兵器搭載地上ロボット」→http://holyland.blog.so-net.ne.jp/2016-05-09
「防空&ミサイル防衛の融合IAMD」→http://holyland.blog.so-net.ne.jp/2014-05-27-2
「威力強烈:AC-130」→http://holyland.blog.so-net.ne.jp/2016-02-06
「CASの歴史を学ぶ」→http://holyland.blog.so-net.ne.jp/2015-09-19
「イメージ中国軍の島嶼侵攻」→http://holyland.blog.so-net.ne.jp/2015-09-06
「泣ける:帰還兵士と犬との再会」→http://holyland.blog.so-net.ne.jp/2015-09-05
「レーザー兵器試験@ペルシャ湾」→http://holyland.blog.so-net.ne.jp/2014-12-13