米国防長官が中露対応をレーガン流に語る [カーター国防長官]
7日、カーター国防長官が加州で開催されたReagan Foundationのイベントで、基調講演として「ロシアと中国にいかに対応するか」を語りました。
同財団は故レーガン大統領の名を冠する組織で、「Building Peace Through Strength:強さ(力)による平和構築」との勇ましいスローガンを掲げる財団です。なおレーガン大統領は、米国の経済&軍事力で旧ソ連を崩壊に追い込んだ大統領(共和党)です
民主党政権下ながらこの財団のイベントを選び、中露対処を語る決断をしたカーター長官は、米中首脳会談でも相互理解の道が開けず、南シナ海で「航行の自由作戦」を決行した米国の強い決意を示そうとしたのだと思います
聴衆には主要なマケイン議員など主要国防関係議員や、統参議長や空軍を除く3軍のトップ、主要地域コマンド司令官(欧州、中東、太平洋か?)が顔をそろえており、力の入れようがうかがえます
実際、「航行の自由作戦」に関してカーター長官は、「再び実施する。私たちは本気だ:And we will do them again. We meant what we say」と強調して語り、その部分(だけ?)は報道されています
ただし、肝心の「ロシアと中国にいかに対応するか」部分については報道されていません。それは勇ましい演説の場の設定やテーマ選定の割には目新しい中身が無く、強力なパンチ力も無いからかもしれまし、どうせオバマ政権だから、どうせ予算がないから、と期待されていないからかもしれません
まあ、目新しくはないですが、「中露対処」のメニューを整理していますので、頭の整理も兼ね、ご紹介いたします
なおカーター長官講演は、8日のWork副長官の同イベントでの発言(米国の技術優位を維持するための計画)と、セットで見ていただくのが適当かと思います。副長官の発言は、別の機会にご紹介することにします
カーター長官講演の導入の概要
●レーガン大統領のように、強さとバランスが取れた革新的なコンセプトが、ロシアや中国対応には必要
●国防長官に就任時、私は3つを誓った、国民への忠誠、オバマ大統領への忠誠、そして将来への備えの忠誠な取り組みである。
●そして今日は4つ目、戦略的な変革の時代に、安全保障問題に革新的な戦略と作戦コンセプトの開発を進めることについてお話ししたい
ロシアに対しては
●ロシアは、海や空や宇宙やサイバー空間で挑戦的な行動に出ているが、最も困惑させられるのは、核保有国の国家指導者に期待される、核兵器の使用に関する戦略的安定性や規範に対するコミットメントに疑問が生じていることだ
●また核兵器の位置づけについて、彼らの考え方の深遠な部分に疑問が生じていることだ。(プーチンによる、通常戦でも核兵器を投入することがある発言への疑問と思料)
●米国は冷戦も熱い戦争も望まないが、多様な対応をとる。すべてをお話しできないが、米国は核戦力の近代化を推進し、核抑止のために安全で効果的な核戦力を構築する
●ロシアの挑発行為に対応するため、技術開発に投資する。無人機、次期長距離爆撃機LRS-B、レールガン、レーザー兵器、新しい電子戦やサイバーや宇宙装備、そして幾つかのここでは言及できないサプライズな装備が含まれる。作戦コンセプトも同様
対ロシアで既に手を付けているのは
●他の米国政府機関の能力も活用する。情報広報キャンペーンや、既に効力を発揮している経済制裁等である。
●ハイブリッドで非対称でサイバーも含む脅威の中で、欧州でのNATOを中心とする戦力体制にも変革を行い、機敏で維持可能な体制に変換していく
●例えば、東欧州に戦車や装甲車や大砲や関連装備を事前集積保管しておくことや、NATOにVJTF(Very High Readiness Joint Task Force)を構成配備し、欧州東部や南部での緊急事態に対応可能にする
●欧州での演習に米国はより関与し、訓練や相互運用性を改善する。例えば、6日に終了した過去13年間で欧州最大の演習である「TRIDENT JUNCTURE」には、米軍人4000名以上が参加している
●またサイバー戦分野では、NATOの機関である「Cyber Defense Center of Excellence」を支援し、同分野での強化を図っている
●更に、ウクライナには装備品を提供し、ドイツにローテーションで陸軍旅団を派遣している。同旅団は事前集積装備を活用し、パートナー国との演習や相互理解促進に努めている
●レーガン大統領のように、ロシアに対しバランスのとれたアプローチにも取り組んでおり、イランや北朝鮮の核問題にP5+1の枠組みで協力関係も維持している。米国はロシアが今後も、責任ある役割を国際社会で果たす可能性をホールドする
中国対応に関しては
●アジア太平洋リバランスは継続的に進展している。数日前に訪れた空母ルーズベルトは、太平洋地域への戦力シフトの一環としてSan Diego配置転換する
●米軍は今後、全軍種の装備に関し、大きな投資を行い当地域に最高で最新の装備を投入する。潜水艦戦や電子戦や宇宙戦やサイバー戦やミサイル防衛等々・・である
●また、台湾や同盟国への侵略を抑止して義務を遂行するため、また広範な緊急事態に備えるため、米国防省は根本的に伝統的な作戦計画やアプローチを変更しつつある。
●米国はまた、政治的で経済的なアジア太平洋関与を確立する必要があり、その点でTPP締結は最も重要である。戦略上極めて重要であり、ご臨席の全議員の皆さんに賛同をお願いしたい
●地域の多国間の安全保障枠組みを、同盟国やパートナー国等と共に強化したい。例えば「Maritime Security Initiative」では、当地域国が情報を共有して潜在的脅威を把握し、協力して脅威にに対処する素地を提供している
●また共通のルールや習慣を共有するため、米軍は多くの地域演習に参加している。例えばASEAN6カ国との海洋演習や、アラスカの部隊と地域関係国との訓練を通じた取り組みである
●更にASEAN国防相会議に参加し、韓国との同盟関係を進展させたり、豪州と日本を含む3カ国同盟の発展を推進している
●また、インドや、マレーシアや、ベトナムとの協力関係深化にも取り組んでいる。(まんぐーす注:タイ、フィリピン、シンガポール、カンボジア、ミャンマーに言及無し)
南シナ海問題について
●南シナ海は世界の海洋貿易の3割が通過する海域である。そのため、米国は当地域の領有権問題に大きな懸念を有している。
●中国の領有権主張は、歴史上のいかなる国の主張よりも大きな主張である
●先月、米海軍艦艇ラッセンが国際法に則り「航行の自由作戦」を実施した。このような行動を、我々は過去にも世界中で行ってきた
●我々は同作戦を再び実施する。私たちは本気だ。国際法が認めるあらゆる場所で飛行、航行、活動を続ける
●重要なことは、米国のアジア太平洋リバランスは、特定の国を支援したりおとしめたりする事を目的にしていない点である。これには中国も含まれる
●習近平主席が「南シナ海の軍事化を追求しないと誓う」と語ったことを確認しておきたい
●複雑な状況だが、中国との協力もバランスを持って見ている。相互理解やリスク低減の機会はある。例えば、航空機の危険な遭遇を避ける合意を含む、中国との4つの信頼情勢合意を結ぶことも出来ている
●先週、新年早々の中国訪問招待を受けた。両国の相違点について議論することあろうが、共通の課題への協力についても議論できるだろう。海賊対処、HA/DR、天候変動対処等々である
////////////////////////////////////////////////////////
講演では、レーガン大統領の政策を振り返り、如何に冷戦末期を戦略的に競って戦って勝ち抜いたかを解説し、その知恵に学ぼうとの姿勢を前面に出しています。
現在の政策に結びつけた時点で、今の策が色あせるのですが・・・
これだけ場の設定を整え、中露に絞った演説を打っても、一般プレス上でそれほど話題にならないのは悲しいことです。既に別の場所で言及することを整理してまとめた講演と言ってしまえばそれまでですが、カーター長官にとってはつらいことでしょう
「第3のOffset Strategy」や「国防省の業務要領の効率化や迅速化」を精力的に打ち出し、「シリコンバレーとの連携強化による民生技術の早期導入枠組み構築」への陣頭指揮など、就任1年以内の国防長官として150%の獅子奮迅だと思います
そんな懸命の姿勢にも世界に打ち出すインパクトがないのは、話し合いでの妥協が生み出せない米議会の機能不全や、ホワイトハウスの安全保障政策の無策振りが際だっているからです。
でも、そんなことは百も承知で、この時期に国防長官を引き受けた、カーター氏に最敬礼せざるを得ない心境です!
それでも今後注目し、フォローしたい表現は・・・
●「幾つかのここでは言及できないサプライズな装備:new systems for electronic warfare, space and cyberspace, including a few surprising ones that I really can’t describe here」
●アジア太平洋に関し、「米国防省は根本的に伝統的な作戦計画やアプローチを変更しつつある:changing fundamentally our operational plans and approaches to deter aggression, fulfill our statutory obligations」
Offshore Balancing的なアプローチですかねぇ・・・
帰路、飛行機に乗り込むカーター長官の後ろ姿に疲れが・・
軍事技術開発や革新に関する、Work副長官の同イベントでの発言は、そのうち、気が向いたらご紹介します。チョット長期的な目線の話ですが・・・
中国関連は、半年前のシャングリラ発言と変化無し
「2015年アジア安全保障会議」→http://holyland.blog.so-net.ne.jp/2015-05-28
ロシア軍の関連
「露軍は鉄の壁arc of steelを構築中」→http://holyland.blog.so-net.ne.jp/2015-10-07
「黒海NATO演習と露軍反応」→http://holyland.blog.so-net.ne.jp/2015-09-03
「露軍の電子戦力は米より強力」→http://holyland.blog.so-net.ne.jp/2015-08-03-1
「2日連続トルコ領空侵犯」→http://holyland.blog.so-net.ne.jp/2015-10-06
「露空軍空爆開始」→http://holyland.blog.so-net.ne.jp/2015-09-30-1
「シリアは地政学チェルノブイリ」→http://holyland.blog.so-net.ne.jp/2015-09-23
「対ISに暗雲:露軍展開」→http://holyland.blog.so-net.ne.jp/2015-09-21
「イラン核合意で中露が中東で好き放題」 →http://holyland.blog.so-net.ne.jp/2015-09-08
同財団は故レーガン大統領の名を冠する組織で、「Building Peace Through Strength:強さ(力)による平和構築」との勇ましいスローガンを掲げる財団です。なおレーガン大統領は、米国の経済&軍事力で旧ソ連を崩壊に追い込んだ大統領(共和党)です
民主党政権下ながらこの財団のイベントを選び、中露対処を語る決断をしたカーター長官は、米中首脳会談でも相互理解の道が開けず、南シナ海で「航行の自由作戦」を決行した米国の強い決意を示そうとしたのだと思います
聴衆には主要なマケイン議員など主要国防関係議員や、統参議長や空軍を除く3軍のトップ、主要地域コマンド司令官(欧州、中東、太平洋か?)が顔をそろえており、力の入れようがうかがえます
実際、「航行の自由作戦」に関してカーター長官は、「再び実施する。私たちは本気だ:And we will do them again. We meant what we say」と強調して語り、その部分(だけ?)は報道されています
ただし、肝心の「ロシアと中国にいかに対応するか」部分については報道されていません。それは勇ましい演説の場の設定やテーマ選定の割には目新しい中身が無く、強力なパンチ力も無いからかもしれまし、どうせオバマ政権だから、どうせ予算がないから、と期待されていないからかもしれません
まあ、目新しくはないですが、「中露対処」のメニューを整理していますので、頭の整理も兼ね、ご紹介いたします
なおカーター長官講演は、8日のWork副長官の同イベントでの発言(米国の技術優位を維持するための計画)と、セットで見ていただくのが適当かと思います。副長官の発言は、別の機会にご紹介することにします
カーター長官講演の導入の概要
●レーガン大統領のように、強さとバランスが取れた革新的なコンセプトが、ロシアや中国対応には必要
●国防長官に就任時、私は3つを誓った、国民への忠誠、オバマ大統領への忠誠、そして将来への備えの忠誠な取り組みである。
●そして今日は4つ目、戦略的な変革の時代に、安全保障問題に革新的な戦略と作戦コンセプトの開発を進めることについてお話ししたい
ロシアに対しては
●ロシアは、海や空や宇宙やサイバー空間で挑戦的な行動に出ているが、最も困惑させられるのは、核保有国の国家指導者に期待される、核兵器の使用に関する戦略的安定性や規範に対するコミットメントに疑問が生じていることだ
●また核兵器の位置づけについて、彼らの考え方の深遠な部分に疑問が生じていることだ。(プーチンによる、通常戦でも核兵器を投入することがある発言への疑問と思料)
●米国は冷戦も熱い戦争も望まないが、多様な対応をとる。すべてをお話しできないが、米国は核戦力の近代化を推進し、核抑止のために安全で効果的な核戦力を構築する
●ロシアの挑発行為に対応するため、技術開発に投資する。無人機、次期長距離爆撃機LRS-B、レールガン、レーザー兵器、新しい電子戦やサイバーや宇宙装備、そして幾つかのここでは言及できないサプライズな装備が含まれる。作戦コンセプトも同様
対ロシアで既に手を付けているのは
●他の米国政府機関の能力も活用する。情報広報キャンペーンや、既に効力を発揮している経済制裁等である。
●ハイブリッドで非対称でサイバーも含む脅威の中で、欧州でのNATOを中心とする戦力体制にも変革を行い、機敏で維持可能な体制に変換していく
●例えば、東欧州に戦車や装甲車や大砲や関連装備を事前集積保管しておくことや、NATOにVJTF(Very High Readiness Joint Task Force)を構成配備し、欧州東部や南部での緊急事態に対応可能にする
●欧州での演習に米国はより関与し、訓練や相互運用性を改善する。例えば、6日に終了した過去13年間で欧州最大の演習である「TRIDENT JUNCTURE」には、米軍人4000名以上が参加している
●またサイバー戦分野では、NATOの機関である「Cyber Defense Center of Excellence」を支援し、同分野での強化を図っている
●更に、ウクライナには装備品を提供し、ドイツにローテーションで陸軍旅団を派遣している。同旅団は事前集積装備を活用し、パートナー国との演習や相互理解促進に努めている
●レーガン大統領のように、ロシアに対しバランスのとれたアプローチにも取り組んでおり、イランや北朝鮮の核問題にP5+1の枠組みで協力関係も維持している。米国はロシアが今後も、責任ある役割を国際社会で果たす可能性をホールドする
中国対応に関しては
●アジア太平洋リバランスは継続的に進展している。数日前に訪れた空母ルーズベルトは、太平洋地域への戦力シフトの一環としてSan Diego配置転換する
●米軍は今後、全軍種の装備に関し、大きな投資を行い当地域に最高で最新の装備を投入する。潜水艦戦や電子戦や宇宙戦やサイバー戦やミサイル防衛等々・・である
●また、台湾や同盟国への侵略を抑止して義務を遂行するため、また広範な緊急事態に備えるため、米国防省は根本的に伝統的な作戦計画やアプローチを変更しつつある。
●米国はまた、政治的で経済的なアジア太平洋関与を確立する必要があり、その点でTPP締結は最も重要である。戦略上極めて重要であり、ご臨席の全議員の皆さんに賛同をお願いしたい
●地域の多国間の安全保障枠組みを、同盟国やパートナー国等と共に強化したい。例えば「Maritime Security Initiative」では、当地域国が情報を共有して潜在的脅威を把握し、協力して脅威にに対処する素地を提供している
●また共通のルールや習慣を共有するため、米軍は多くの地域演習に参加している。例えばASEAN6カ国との海洋演習や、アラスカの部隊と地域関係国との訓練を通じた取り組みである
●更にASEAN国防相会議に参加し、韓国との同盟関係を進展させたり、豪州と日本を含む3カ国同盟の発展を推進している
●また、インドや、マレーシアや、ベトナムとの協力関係深化にも取り組んでいる。(まんぐーす注:タイ、フィリピン、シンガポール、カンボジア、ミャンマーに言及無し)
南シナ海問題について
●南シナ海は世界の海洋貿易の3割が通過する海域である。そのため、米国は当地域の領有権問題に大きな懸念を有している。
●中国の領有権主張は、歴史上のいかなる国の主張よりも大きな主張である
●先月、米海軍艦艇ラッセンが国際法に則り「航行の自由作戦」を実施した。このような行動を、我々は過去にも世界中で行ってきた
●我々は同作戦を再び実施する。私たちは本気だ。国際法が認めるあらゆる場所で飛行、航行、活動を続ける
●重要なことは、米国のアジア太平洋リバランスは、特定の国を支援したりおとしめたりする事を目的にしていない点である。これには中国も含まれる
●習近平主席が「南シナ海の軍事化を追求しないと誓う」と語ったことを確認しておきたい
●複雑な状況だが、中国との協力もバランスを持って見ている。相互理解やリスク低減の機会はある。例えば、航空機の危険な遭遇を避ける合意を含む、中国との4つの信頼情勢合意を結ぶことも出来ている
●先週、新年早々の中国訪問招待を受けた。両国の相違点について議論することあろうが、共通の課題への協力についても議論できるだろう。海賊対処、HA/DR、天候変動対処等々である
////////////////////////////////////////////////////////
講演では、レーガン大統領の政策を振り返り、如何に冷戦末期を戦略的に競って戦って勝ち抜いたかを解説し、その知恵に学ぼうとの姿勢を前面に出しています。
現在の政策に結びつけた時点で、今の策が色あせるのですが・・・
これだけ場の設定を整え、中露に絞った演説を打っても、一般プレス上でそれほど話題にならないのは悲しいことです。既に別の場所で言及することを整理してまとめた講演と言ってしまえばそれまでですが、カーター長官にとってはつらいことでしょう
「第3のOffset Strategy」や「国防省の業務要領の効率化や迅速化」を精力的に打ち出し、「シリコンバレーとの連携強化による民生技術の早期導入枠組み構築」への陣頭指揮など、就任1年以内の国防長官として150%の獅子奮迅だと思います
そんな懸命の姿勢にも世界に打ち出すインパクトがないのは、話し合いでの妥協が生み出せない米議会の機能不全や、ホワイトハウスの安全保障政策の無策振りが際だっているからです。
でも、そんなことは百も承知で、この時期に国防長官を引き受けた、カーター氏に最敬礼せざるを得ない心境です!
それでも今後注目し、フォローしたい表現は・・・
●「幾つかのここでは言及できないサプライズな装備:new systems for electronic warfare, space and cyberspace, including a few surprising ones that I really can’t describe here」
●アジア太平洋に関し、「米国防省は根本的に伝統的な作戦計画やアプローチを変更しつつある:changing fundamentally our operational plans and approaches to deter aggression, fulfill our statutory obligations」
Offshore Balancing的なアプローチですかねぇ・・・
帰路、飛行機に乗り込むカーター長官の後ろ姿に疲れが・・
軍事技術開発や革新に関する、Work副長官の同イベントでの発言は、そのうち、気が向いたらご紹介します。チョット長期的な目線の話ですが・・・
中国関連は、半年前のシャングリラ発言と変化無し
「2015年アジア安全保障会議」→http://holyland.blog.so-net.ne.jp/2015-05-28
ロシア軍の関連
「露軍は鉄の壁arc of steelを構築中」→http://holyland.blog.so-net.ne.jp/2015-10-07
「黒海NATO演習と露軍反応」→http://holyland.blog.so-net.ne.jp/2015-09-03
「露軍の電子戦力は米より強力」→http://holyland.blog.so-net.ne.jp/2015-08-03-1
「2日連続トルコ領空侵犯」→http://holyland.blog.so-net.ne.jp/2015-10-06
「露空軍空爆開始」→http://holyland.blog.so-net.ne.jp/2015-09-30-1
「シリアは地政学チェルノブイリ」→http://holyland.blog.so-net.ne.jp/2015-09-23
「対ISに暗雲:露軍展開」→http://holyland.blog.so-net.ne.jp/2015-09-21
「イラン核合意で中露が中東で好き放題」 →http://holyland.blog.so-net.ne.jp/2015-09-08
コメント 0