F-35射出座席だめ:8月末から軽量操縦者飛行停止 [亡国のF-35]

軽量パイロットとは、体重が「136 pounds=約61.7kg未満」を指し、記事によれば少なくとも1名の操縦者が当該既定に引っかかっている模様です。
なお、唯一の女性F-35パイロットChristina Mau中佐はこの規定に「抵触しない」との、「セクハラまがい」の情報(笑)も国防省報道官が発信している模様です。
1日付Defense-News記事によれば

●同少将は、8月に実施された同座席(Martin-Baker社製)の射出試験で、低速状態で脱出した際に首を痛める可能性がある事が明らかになったと説明した
●米国防省F-35計画室のDellaVedova報道官は、8月27日から「136 pounds未満=約61.7kg」のF-35操縦者の飛行を停止しており、少なくとも1名が影響を受けている
が、唯一の女性F-35パイロットChristina Mau中佐はこの規定に「抵触しない」と語っている
●なおF-35射出座席に要求されているのは、体重「103 pounds to 245 pound:46.7~111kg」の操縦者に問題なく対応可能なことである
問題は「余分な回転運動」が生じること

●同大佐は、「パイロットが座席に座った際の、座席全体の重心位置に関係しており、(軽量操縦者の場合)所定の範囲に収まっていない。これは座席と操縦者の分離にも影響する」と解説し、根本的な解決に向け、国防省と企業が協力して対応していると述べた
●DellaVedova報道官は上記大佐のコメントに関して、7月に納入され試験時にも使用され始めたHMDヘルメット(Generation 3)の影響ではないと述べている
●また同報道官は「企業と国防省が一体となり、24/7態勢で問題解決に取り組んでいる」と述べ、Harrigian少将も「射出座席の要求値を満たすため、国防省F-35計画室や企業と連携して対処している」と語っている
●Canterbury大佐は「安全確保が最優先だ。射出座席の状態を完全に把握し、リスクの程度と許容可能リスクを評価して納得出来るまで対応する」と語った
おまけ:今ごろ!!?翼下から爆弾初投下

●同試験は9月23日に行われ、F-35C型の翼下から4発の500ポンドレーザー誘導爆弾GBU-12を投下し、4発とも機体との分離に成功した
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ですから・・・限られた日本の予算や人材を無駄にしないよう、決して国産戦闘機「F-3」開発などに進まないようしたいものです
おれは体重「61.7kg」以上だし、太りやすい体質だけど「111kg」を越える可能性はまず無いから安心!・・・なんて考えている「戦闘機命派」のあなた! 資源配分の優先順位をよく考えて下さいね!
↑↑↑なお、写真の女性パイロットがChristina Mau中佐です
いい加減にしろ戦闘機命派
「F-3でなくF-15延命策を」→http://holyland.blog.so-net.ne.jp/2015-09-25
「悲劇:F-3開発の動き」→http://holyland.blog.so-net.ne.jp/2015-03-18
「戦闘機の呪縛から脱せよ」→http://crusade.blog.so-net.ne.jp/2013-04-16
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