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新装備が出る?:中国の戦勝70周年パレード [中国要人・軍事]

戦勝70周年.jpg3日木曜日に天安門広場で予定されている「抗日戦争勝利70周年」軍事パレードには、欧米主要国は首脳級の派遣を見送りましたが、ロシアのプーチン大統領や韓国の朴槿恵大統領、北朝鮮の張竜海・朝鮮労働党書記、スーダンのアルバシール大統領、ベネズエラのマデゥロ大統領が参加と中国当局が発表しています。

まぁ、当日の報道は韓国大統領の参加是非や習近平主席の演説内容で盛り上がるのでしょうが、ここでは中国軍が「力の誇示」のために「見せびらかすであろう新兵器」について、創造を逞しくし、予想を試みたいと思います
でもまんぐーすには予想能力がないので、米軍事メディアの記事で

8月31日付Defrense-Tech記事は・・・
●CNN報道によれば、中国軍は本パレードを性能が向上する国産兵器の「展示場」にしようとしており、約1万2千人の兵士が小銃、ミサイル、戦闘機や戦車等を展示する模様で、披露される航空機は100機から200機、装備品の総計は500余りと予想されている

戦闘機で初披露の可能性は
戦勝70周年3.jpgJ-20ステルス戦闘機→→長距離攻撃機をイメージし、F-22のデザインを模倣しているとも言われており、2018年の運用開始が見込まれている

J-31ステルス戦闘機→→輸出を意識した多用途作戦機で、2019年頃の運用開始を予期している
J-18戦闘機→→垂直離着陸が可能なタイプで、空母艦載機としての使用を想定されている

弾道及び巡航ミサイルについては
SRBM短距離弾道ミサイル→→DF-15BとDF-16
MRBM中距離弾道ミサイル→→DF-21CとDF-21D対艦弾道ミサイル
●IRBM中距離弾道ミサイル→→DF-26
ICBM大陸間弾道弾→→DF-5B液体燃料使用でDFシリーズ射程距離最長のICBM

DF-10対地巡航ミサイル→→射程約1000kmといわれ千発以上保有していると言われる。爆撃機発射型も存在する

対潜哨戒機については
米海軍がP-8Aを、海上自衛隊が川崎製のP-1を新規導入し始めたことで、中国側も本分野に取り組んでいる
●An-12をベースに製造された、Y-8/Y-9対潜哨戒機
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余談ですが中国メディアからおまけの話題

猿やハヤブサで航空機の安全確保
戦勝70周年2.jpg●軍事パレードには航空機約200機も参加。使用される空軍基地周辺には400~500種の鳥類が生息している。サルたちは1か月かけて、鳥の巣を除去するよう訓練された。
木に登って巣から一本ずつ小枝を抜いた上で巣をゆすり、わずか1分ほどで巣を落とす。以前にショットガンや放水銃も試したがサルほど効率的ではなかったという。サルたちには報酬としてトウモロコシが与えられる。

飛んでいる鳥を追い払うのはハヤブサの役目だ。によると、毎日3~4羽のハヤブサが空に放たれたという。
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今週は天安門広場での軍事パレードの他にも、台湾発のレポートが「中国は南沙諸島の軍事施設を完成させたら、南シナ海に防空識別区ADIZを宣言するだろう」と警告を発したことが話題になって居るようです。

China National Day parade3.jpg「安保法制」の議論が参議院で続く中、反対の皆様にとっては、中国の脅威がアピールされることは都合が悪いはずですので、「歴史認識」や「謝罪・反省」と言った中国イデオロギー目線で日本メディアは報道するのでしょうが、軍事的な脅威についても注目です

軍事パレードですから

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