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北朝鮮が宇宙パワー宣言で衛星打上活発化!? [安全保障全般]

Kim Jong-Un22.jpg3日、北朝鮮の金正恩が新たに完成した「衛星司令センター」を訪問し、宇宙パワーとなるため更に多くの衛星を打ち上げると宣言した模様です

2012年12月、国連決議で弾道ミサイル技術の開発試験が禁止されている中、日本の南西諸島を北から南へ突っ切るように上空を横断させ、平和的な打ち上げだと自称「科学衛星」を発射して非難を浴びた北朝鮮が、再び動き出したのかもしれません

3日付Defense-News記事によれば
●3日北朝鮮国営放送は、金正恩が新たに完成した「衛星司令センター」を訪問し、宇宙パワーとなるため更に多くの衛星を打ち上げると宣言したと報じた。
世界が過去の同種発射試験を、弾道ミサイル試験を誤魔化すためのものだと批判している中でである。

Kim Jong-Un2.jpg北朝鮮は2006年と2008年に核実験を行い、これを非難する国連は核や弾道ミサイル開発を禁ずる国連決議を行っている
2012年の自称「科学衛星」打ち上げに対し、3度目の国連決議が採択されたが、北朝鮮はこれに反発するように2013年2月に過去最大規模の核実験を行った

●新設の「衛星司令センター」を訪れた金正恩は、研究者達に「北朝鮮を宇宙パワーとして更に輝かせるため、更に努力せよ」と激励した
●そして「敵対勢力が如何にそれを否定しようとも、衛星生産国で衛星発射国であるとの地位に揺るぎはない」、「誰が反対しようとも、宇宙開発を断念することはない」と語ったと国営放送は報じた

●13770平方メートルの新衛星司令センターは、「継続的に行われる多様な衛星打ち上げの跳躍台となり、労働党が定める時期と場所からより多くの衛星打ち上げが行われる。これは正当な国家の権利だ」と金正恩が述べたと報じられた

Kim Jong-Un.jpg●2012年の打ち上げは、弱点と見られていた北朝鮮の核兵器搭載弾道ミサイルにとって、大きなステップだったと考えられている。
●しかし、北朝鮮の長距離弾道ミサイル開発が、どの程度のレベルにあるかについては専門家の見解は分かれている。北朝鮮が未だに、大陸間弾道弾に必要な技術の試験を実施したと確認されていないからである
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明日にも崩壊する可能性も指摘されていた北朝鮮ですが、最近では、食料生産の回復増加が報じられ、金正恩による不服従者の継続的な粛正が伝えられており、強健恐怖政治体制が固まりつつあるとの印象も受けます

そんな中での「宇宙パワー」と「更なる衛星打ち上げ」宣言です。本当に迷惑この上ないのですが、また弾道ミサイル対処騒ぎになるのでしょうか? 
ほとんど狂信的な沖縄知事の反応も見物ですが、民主党政権下で行われた「2012年12月対処」に関与した皆さんの胸中に浮かぶのは、どんな記憶や思いでしょうか・・・。あの真実は・・・
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