SSブログ

韓国がF-35契約で国産機開発支援を要求 [亡国のF-35]

F-35 Korea22.jpg29日付Defense-Newsによれば、韓国は9月までに締結するF-35導入契約に、F-35価格や納入スケジュールの他に、韓国が自国開発するKF-Xへのロッキード社の経費負担等の支援を、オフセット契約として盛り込もうと「画策しているようです

その逞しい商魂(他国の企業情報を平気で盗む性悪な性格も含め)を、日本のF-35関係者の皆様には注意深く観察し、今後の対米交渉の「資」として頂きたいものです。

29日付Defense-Newsによれば
24日に韓国国防省機関が発表したF-35購入に関し、韓国国防調達局(DAPA)によれば、本年9月までに最終契約が結ばれる。2018年に初号機が納入され、約7000億円の契約になる模様
当初は60機のF-15SEに決まりかけていたが、ステルス性を求め、40機にまで機数を削減してF-35調達を選択したのだ。

F-35-Face.jpg●ロッキード社関係者は、将来F-35の価格が約80から85億円に低下すると推測値を述べているが、韓国政府関係者は「ロッキード社の仮置きする最高のシナリオに過ぎない」と懐疑的である
韓国政府とロッキード社等は今後、F-35価格と「offset package」(契約に伴う見返り:技術移転や地元への投資や部品の現地調達等)の2つの協議を開始する

韓国側はオフセット契約に、国産戦闘機KF-X開発費の2割をロッキード社に負担するよう求める方針
●この背景には、かつて韓国が練習機T-50をロッキード社と共同開発した際に、ロッキード側が13%を負担し、韓国政府と韓国企業KAIが70%と13%をそれぞれ負担した経緯がある

ロッキード側は「戦闘機KF-Xは我が社のF-16と競合する機首であり、練習機T-50のケースとは全く異なる」と直接投資に難色を示している模様
●同社は、韓国によるKF-X設計に対する専門家の支援や、50万ページに及ぶ米国製戦闘機(F-22やF-16やF-35)の技術資料の提供で交渉をまとめたい模様

●いずれにしてもロッキードは、韓国国内でのKF-Xへの予算配分や要求性能を巡る長年のゴタゴタを見せられており、オフセット契約に向けて苦悩することになろう
//////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////

F-35-test.jpg日本国内でF-35について報道される事がほとんど無くなりました。本当に残念です
政界・財界・マスコミ等も含め、「亡国のF-35」の「蜘蛛の糸」に絡め取られたのか、全く音無の状況が続いています。

韓国のF-35契約を巡る賑やかな話題をきっかけに、今こそ草の根で「亡国のF-35」を議論して行かなくてはなりません
まぁ、放置しておいても、そのうち間違いなく「死のスパイラル」に入り、その価格上昇ぶりが話題になるでしょうが・・・。

先日の購入決定記事とBogdan中将による遅延を認める発言
→「F-35:韓国正式決定と米会計検査院が再び懸念
http://holyland.blog.so-net.ne.jp/2014-03-25

「亡国のF-35」カテゴリー記事99本
http://holyland.blog.so-net.ne.jp/archive/c2302846744-1
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:ニュース

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:[必須]
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

トラックバック 0