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5年在空自律型バルーン:無人ISR機の上空を [ちょっとお得な話]

無人ISR機より高く、衛星よりは低く
太陽光発電でエネルギーを自給、5年間静止位置を保つ



5年以内の試作完成を目指す「StratoBus」開発
フランスのThales Alenia Space社が中心となり、Airbus社の「Defence & Space」部門、Zodiac Marine社やCEA-Liten社が計画に参加中
●長さ70~100mで直径20~30m。先端の太陽光発電と燃料電池技術で推力を確保し、移動が可能で、かつ最大風速90mまでの中で静止可能

●最大約200kgのセンサー等を搭載し、航空機の遥か上空高度約20kmの成層圏の下部に5年間静止が可能。通信、放送、航法援助、偵察、治安等の多様な用途が
グーグルが進める「Loon」計画も同様の高高度バールーンであるが、「StratoBus」に比して行動の自由度が低い
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stratobus-thales.jpg成層圏は対流層の上に位置し、高度5~17km付近から始まり、高度50kmくらいまでのあたりを指すそうです。場所によって異なるものの、おおよそ一定方向からの偏西風や偏東風で、最大風速は秒速50mくらいだそうです

最大搭載重量が200kgで少し微妙ですが、知恵を絞れば、多様な用途に活用できそうな気がします
脅威下での活用は難しいでしょうが、常日頃からの継続的な情報収集に活躍してくれそうです。価格について情報がありませんが、F-35より高価だとは思いません

Thales社の「StratoBus」サイト
https://www.thalesgroup.com/en/worldwide/space/case-study/stratobus-halfway-between-drone-and-satellite

StratoBus関連報道(2014年3月14日)http://www.spacedaily.com/reports/StratoBus_drone_satellite_hybrid_to_provide_new_level_of_surveillance_999.html

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