米国防省NO3辞任へ [米国防省高官]

米国防省では、No2であるカーター国防副長官が12月に辞任することを既に発表しており、共にかなりの期間勤務した人材の「定期異動」との見方があるものの、予算削減や不安定な中東やアジア情勢に直面するさなか、相次ぐ主要幹部の辞任表明を懸念する声もあるようです。
8日付Defense-Newsは・・・
(8日付国防省web記事も)

●来年1月のどのタイミングで辞任するかは未定だが、政策担当次官を支えるはずの多くのポストは空席の状態が続いており、ヘーゲル長官が進めるペンタゴン職員2割カットを見据えた大幅な組織改編も予期されている
●No3と呼ばれる政策担当国防次官ポストであるが、最近は強制削減対処の方向性を検討したSCMRへの関与も限定的で、その影響力が低下しているとの指摘もなされていた。
●12月にはNo2である実力者のカーター副長官も辞任することとなっており、オバマ政権は今後数ヶ月の間に、国防省の重要な2つのポストを埋める必要に迫られる
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カーター副長官もミラー次官も、来年初に発表のQDRに目処を付けての退任でしょうか? 目処が付いているのかどうか分かりませんが?
人材豊富な米国ですからそんなに心配は要らないのでしょうが、ヘーゲル長官が5日に語った「6つの重視事項」を引き受ける志ある人材は現れるのでしょうか?
「国防省米軍改革6つの重点」→http://holyland.blog.so-net.ne.jp/2013-11-08
「カーター副長官が辞意表明」→http://holyland.blog.so-net.ne.jp/2013-10-12
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