SSブログ

韓国F-X「予算をクリアした1候補だけを検討中」 [亡国のF-35]

韓国国防省は8月28日「予算オーバーのF-X候補とは契約できない。予算をクリアした1候補だけを検討中」と

F-15 silent eagle.jpg韓国空軍のF-X選定について、先日F-15SKが選ばれそう・・・との未確認報道をご紹介しましたが、その後も「誤報だ」、「まだ3社が争っている」、「F-15SKでは能力不足」とか様々な情報が飛び交っており、9月中旬に開催予定の韓国国防相以下の検討会議まで、予断を許さないとの「噂」が盛り返していました

しかし9月2日付Defense-Newsは、冒頭の韓国担当責任者の言葉を紹介し、韓国財務省からの「厳しい経費枠」が決定打となり、唯一経費枠をクリアーできるF-15 Silent Eagleが最終候補だと報じています

9月2日付Defense-News記事によれば・・
韓国の国防調達計画局(DAPA)のTae-shik局長は、8月28日韓国の報道陣に対し「予算オーバーのF-X候補とは契約できない。予算をクリアした1候補だけを検討中」だと語った。DAPAは9月中旬に、国防相主催の選定会議で勝者を決定する。
米国政府は韓国側が示した価格条件以下で、60機のF-35を提案できなかった

F-15 Silent Eagle2.jpgEurofighter Typhoonは、一時は価格条件をクリアしてF-15SKのライバルになると考えられたが、韓国側との交渉での約束事項が守られなかったために除外された
●韓国はTyphoon製造のEADS社に、操縦者養成用として15機の複座型を含める提案をするよう協議していたが、EADSは価格を下げるため複座型機を6機しか提案に含めなかった模様。また韓国側報道官によると、搭載兵器の組み合わせでも、価格削減のため打ち合わせと異なる部分がある模様
EADS側は、優れた地上シミュレータを備えたTyphoonには複座機は12機も必要ないと十分に韓国側に説明したと不満を表明している模様

韓国空軍は3回に分けてF-4等の後継機120機の選定を行ってきたが、仮にボーイングのF-15SKが選ばれた場合、F-15Kに続き120機全てがボーイング社の担当となる

●一方で、韓国国内にはF-15SKに不信感を持つ専門家も多い。例えば「F-15SKにはプロトタイプしか無く、紙飛行機と同じだ。また当初韓国側が要求していたステルス性能について、大きく妥協している」との批判があり、ステルス性能に関する妥協により、TyphoonとF-15SEが候補に入れたのは事実である
●退役韓国空軍の将軍は「日本はF-35を42機購入し、更にその数が増える可能性がある。中国もJ-20等を開発している。なぜ韓国空軍はそれらに劣る戦闘機を購入するのか」と訴えている

F-15 Silent Eagle3.jpg●韓国内には、DAPAの選定が価格を重視しすぎているとの批判もある。評価の重み付けについては、能力性能が35%、相互運用性18%、運用経費15%、調達コスト15%、他の17%技術移転程度と「おまけ:offset programs」のはずだった
DAPAは今年になって、F-X予算を2割増額しようとしたが、政府や財務省から拒否されたのだ。増額を安易に考えていた国防省やDAPAはなすすべが無かった。DAPAの手続きに問題はないが、あまりにも厳格な経費縛りのため、最高性能の機体を購入できなくなったのだ
/////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////

この記事が事実であれば、韓国財務省や政府は大したものです
スマホでサムスンとappleがガチンコ対決しているように、政府の意志を突き通したのですから・・。

「韓国軍F-XはF-15SEへ!? 」→http://holyland.blog.so-net.ne.jp/2013-08-20

「戦闘機の呪縛から離脱せよ!Ver.2」
http://crusade.blog.so-net.ne.jp/2013-04-16
戦闘機の機数を維持することだけに固執し、思考能力を失い、搭載装備やISRアセット等を無視し続けた結果、何も出来ない組織に成り下がった我が空軍へ

nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:ニュース

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:[必須]
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

トラックバック 0