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写真で見るパネッタ長官最後の一日(・・・のはずが) [パネッタ国防長官]

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2月14日、パネッタ長官は国防省に別れを告げました。写真上段は国防省内での見送り風景です。
パネッタ長官は、本当に何時も執務室に愛犬「Bravo」を伴っていたようで、見送りには奥さんのシルビアさんと「Bravo」が参加しています。

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国防省での見送り前には、まず朝一番でアーリントン墓地で戦没者の冥福を祈り、その後クリントン国務長官に国防長官として勲章を贈っています。

クリントン長官は受賞後、「ゲーツ前長官とマレン前統合参謀本部議長は、国家安全保障のために国務省予算を増額すべきと議会に訴えてくれ、パネッタ長官とデンプシー議長も応援してくれた」と国防省と国務省の良好な関係を語りデンプシー議長は「リビア作戦の成功は国務省との連携なしにはなしえなかった。イランへの制裁でも米国の安全保障上の視点を重視してくれた」、「国防省との関係強化のため個人的な時間を割いてくれた」と讃えています

パネッタ長官は「20年以上共に仕事をし、彼女の国家への貢献が計り知れないことを誰よりも知っている」、「国務省関連の外交官や開発援助関係者が、最前線の兵士をどれだけ支援してくれたか言葉では表現できない」と延べ、国防と外交が一体となって機能することの重要性を強調しています

軍事と外交の協力を考える
「軍事力使用の3原則」http://holyland.blog.so-net.ne.jp/2010-03-07
「米外交の軍事化を警告」http://holyland.blog.so-net.ne.jp/2010-06-15-1
「軍事と外交が一丸となって」http://holyland.blog.so-net.ne.jp/2011-02-03

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14日にはもう一つ、CIA本部へのお別れ訪問をしています。
愛犬「Bravo」とラングレーを訪れ、CIAから勲章を受け取っています。
半世紀にわたり米国の公務についてきたパネッタ氏への国としての配慮が伺えます

しかし米国時間14日、米議会はヘーゲル次期長官候補の承認投票延期を決定しています。自体は益々混沌と・・・・
そこでパネッタ長官は次期長官が決まるまで国防長官職を継続します!

なんと来週はNATO国防相会議出席のためにブラッセルへご出張です!
少なくとも、2月26日まではヘーゲル氏の議会承認投票は行われないため、それまでは宙ぶらりんな状態で職務継続です!

パネッタ長官の活動
最近の動きhttp://holyland.blog.so-net.ne.jp/archive/c2301808881-1

「米中軍事関係の重要性は」http://holyland.blog.so-net.ne.jp/2012-09-24
「パネッタ長官2度目の訪中」http://holyland.blog.so-net.ne.jp/2012-09-19
「インド訪問」http://holyland.blog.so-net.ne.jp/2012-06-06

「カムラン湾歴史的訪問」http://holyland.blog.so-net.ne.jp/2012-06-04
「パネッタ長官シャングリラ」http://holyland.blog.so-net.ne.jp/2012-05-24
「新海軍士官にア太平洋重視を」http://holyland.blog.so-net.ne.jp/2012-05-30

「米中国防相会談」http://holyland.blog.so-net.ne.jp/2012-05-08
「国防省がHUMINT強化」http://holyland.blog.so-net.ne.jp/2012-04-27
「初の南米ツアーで革新的関係」http://holyland.blog.so-net.ne.jp/2012-04-24

「強制削減の陰が・・・」http://holyland.blog.so-net.ne.jp/2012-04-17
「兵士はリスクを負い議会は逃げる」http://holyland.blog.so-net.ne.jp/2012-04-02
「イラン核施設の完全破壊困難」http://holyland.blog.so-net.ne.jp/2012-03-02

「敵に財政負担を強いる」http://holyland.blog.so-net.ne.jp/2012-03-03
「強制削減検討は夏から」http://holyland.blog.so-net.ne.jp/2012-03-01
「パネッタ長官:イラン攻撃は」http://holyland.blog.so-net.ne.jp/2011-12-05

「リーダーは困難な決断を」http://holyland.blog.so-net.ne.jp/2011-05-26
「追加予算削減の致死的影響」http://holyland.blog.so-net.ne.jp/2011-11-16
「パネッタ長官のアジアツアー」http://holyland.blog.so-net.ne.jp/2011-10-22

「運命の傍観者たることを拒む」http://holyland.blog.so-net.ne.jp/2011-10-13-1
「パネッタ長官が使命感と信条を」http://holyland.blog.so-net.ne.jp/2011-08-07
「議会承認のために、私は・・」http://holyland.blog.so-net.ne.jp/2011-05-26
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