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8月末、国防高官の動きより [パネッタ国防長官]

本日は(も)手抜きで、8月22日から23日にかけての国防省高官の動きを、小ネタと写真中心にご紹介します。

まずパネッタ長官は22日・・・
stennis2.jpg●急遽、予定を繰り上げて中東地域への出動を命ぜられた空母ステニスを訪れ、乗員を激励です。
●乗員を集めて激励し、新国防戦略に沿って派遣の重要性を説き、一般兵士たちと普通の昼食を取りながら現場の様子を確認

●その後、急遽派遣の理由を問いただす報道陣に対し・・・
---明らかにイランは脅威の一つである。イランの核開発やホルムズ海峡安全航行への脅威は懸念の一つである
---2つ目にはシリア国内での騒乱である。我々は詳細に状況をフォローしている。この他にも当地域には多くの課題が存在している
---シリア問題に関し、米国は3つに焦点を当てて対応している。ひとつはヨルダンとトルコ経由の人道的支援と働きかけ。次にシリア保有の生物化学兵器の保管状況監視。最後に反政府側への兵器供与でない支援(Offering nonlethal assistance
stennis3.jpgstennis.jpg









23日にはカーター副長官が中国軍No2と
(本件に関しては、24日時点で写真のみ公開です。しかし高解像度の写真を一挙8枚も特別ページを仕立てて紹介)

中国軍NO2とは、Cai Yingting人民解放軍副参謀総長(Chinese deputy chief of the General Staff of the People's Liberation Army)です。
同行の軍人8名を引き連れ、カーター次官側とテーブルを挟んで対当な関係をアピールしつつ協議する模様が公開されています。
PLAno2.jpgPLAno2-1.jpg








PLAno2-3.jpgPLAno2-2.jpg







23日、岩崎統合幕僚長がデンプシー統参議長と
記事には写真が一枚もなく、中身も過去記事を「コピペ」したような内容です
失礼しました。25日に写真がアップされました→http://www.defense.gov/photoessays/PhotoEssaySS.aspx?ID=3117

唯一、米側が若干でも成果として持ち上げたかったであろう部分はおそらく・・・・
DempIwasaki.jpgオスプレイは我々の次世代戦術空輸アセットであり、近代化努力にとって重要な役割を持っている。沖縄と日本の皆様には、安全運航をお約束したい。今両国間にある信頼関係のような信頼感を、本機にも持ってもらえるよう継続努力したい。
●一方、我々の協議は海兵隊関連に留まるものではない。両国の関係を更に拡大し、サイバー、ISR、地上での協力も発展させるための協議もをした。
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中国軍の副参謀総長が写真入りで副長官と濃密な紹介ぶりに対し、日本の参謀総長は申し訳程度の記事、それも本質でない枝葉末節なオスプレイがらみ。
iwasaki.jpg唯一の救いが戦闘機しか(実質)頭にない戦闘機パイロットの統合幕僚長に対し、デンプシー統合参謀本部会議議長がサイバーやISRや脅威の変化の重要性を刷り込んでくれたくれたことでしょう。

パネッタ長官言及のシリア反政府側への「Offering nonlethal assistance」とは??? 情報提供か? 食料等の後方支援か?

「勝手に在日米軍再編を決めるな」http://holyland.blog.so-net.ne.jp/2012-04-25
「テニアンは米軍代替基地」http://holyland.blog.so-net.ne.jp/2012-04-18
「敵に財政負担を強いる」http://holyland.blog.so-net.ne.jp/2012-03-03
「不穏なアジア担当次官補人事」http://holyland.blog.so-net.ne.jp/2011-11-20
「日本に中距離弾道ミサイルを」http://holyland.blog.so-net.ne.jp/2011-10-07-1

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