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ディスカバリーの「最終飛行」 [ふと考えること]

SSDis2.jpg17日、3月に退役したスペースシャトル・ディスカバリー(Discovery)が、「最後の飛行」を行いました。
最後の宇宙飛行を終えたフロリダ州Cape Canaveral基地から、第2の人生を送るダラス空港Udvar-Hazy Center(スミソニアン博物館の一部)への輸送のため、NASAのボーイング747の背中に乗って「最後の飛行」です。

最後のお別れのため、ワシントンD.C.上空を約1時間にわたって旋回し、メディアでも既に大きく取り上げられていますが、保存版としてお気に入りの写真をピックアップしました。

その前に・・マスコミが報じない余談を2つ・・
●写真の最終フライトは、NASAの事前発表より30分早くワシントンDC上空に飛来することになり、早めに集まっていた人や通りがかりの人は目に出来たが、予定時間に集まった人は肩すかしを食らった
●空輸をエスコートしたT-38は、B-747の低速飛行に燃料計算を誤り、ダラス空港到着時には緊急事態でB-747より先に着陸したとか・・・。

スペースシャトル計画を総括すると、機体の再利用により安価に宇宙へ機材や衛星を投入する狙いを持って開始したものの、2回の事故を踏まえた機体の安全性確認等により経費がかさみ、結果として総打ち上げ回数135回として1回の打ち上げ費用15億ドルという非効率な数字を実績として残すことになりました。

その間に得られた成果は膨大ながら、この投資が惑星探査等に向けられていたら・・・との声もあるようです。
写真は「Defense-Tech」と以下のサイトより→↓
http://dcist.com/2012/04/spacegasm_yep_that_was_a_space_shut.php#photo-1
「映像スペースシャトル打上げ」http://holyland.blog.so-net.ne.jp/2010-12-14-1

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