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ある議員の国会報告会 [ふと考えること]

週末、とある議員の地元報告会が行われました。
政治ネタが好きなわけではありませんし、夕刊紙と張り合うつもりもありませんが、オフレコでもありませんでしたのでご紹介します。

一川・山岡問責決議案について
参議院の問責決議に何ら法的拘束力はなく、いちいち取り合っていられないが、世論の動向は常に注視している。
野田総理の腹は既に決まっており、2人の更迭のタイミングを伺っているのだと思う。
●自民党の言いなりになるのではなく、税と社会保障の一体改革への協力を取り付ける等、何らの取引を成立をさせ、その他政策的課題のタイミングを見て決断するのだろう

選挙制度改革について
ラベンダー畑.jpg●小選挙区制を導入した約20年前の選挙制度改革議論では、小選挙区で生き残れない当時の公明党や民社党(当時)への配慮で、比例区を残すこととなった
●しかし、財政再建の議論において議員として身を正す必要に迫られる中、議員定数削減という過去の執行猶予を見逃すわけには行かない
公明党の反対が比例区削減に進めない元凶だと聞いている。しかし民主党は比例区定数80減を何としても実現する消費税10%をお願いするのであれば、議員自らが襟を正さなければならない。

総理の中国訪問
●今月12~13日に予定されていた訪中は中国側の理由で延期となったが、今月中に訪中は実現するだろう。中国側からも今月中実現の働きかけがあるようだ
●日本の国力回復は1~2年で実現できるモノではない。中国に対抗するには少なくとも日本の国力を回復させるための時間が必要である。
その為にアジアの周辺国、韓国、豪、ASEAN諸国との関係強化が今は重要であり、着々とその基盤は築かれつつある。

台湾総統選挙の際の情勢見積もり
ポピーと花畑.jpg●16年前の総統選挙では、民主派の当選を妨害するため中国はミサイルを台湾近海に撃ち込んだ。これに対し米国は空母2隻を派遣し、中国は沈黙せざるを得なかった
●中国はそれ以来、臥薪嘗胆、軍備増強に取り組んできたわけであるが、同時に国際情勢を学んでいる。従って、総統選挙の動向がどうあろうと、16年前のような過激な行動にはでないであろう。
●しかし同時に、中国の軍事力増強を受け、米国も以前のような行動には出にくいであろう

米国や諸外国との関係
●本年9月、国連総会の際、野田総理とオバマ大統領の初会談が行われたが、駐米日本大使は過去6人の総理の中で最も充実した会談だったと喜んでくれた。
TPP協議への参加表明以降、APECでは諸外国の日本への見方が大きく変化した。決断できる注視すべき国であるとの見方に戻った。
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桜3.jpg税と社会福祉の一体改革に関し、「カフェテリア方式」との表現が出ましたが、その当たりは理解できませんでした。

しかし・・・この種の自由参加の市民対話集会に参加したのは初めてですが、参加者の「高齢化」は目を覆うばかりです・・・
この年代の投票率は以上に高く、議員行動への影響力が大なのでしょうが、これでは・・・。若者が立ち上がらないと・・・。議員稼業は大変です。

ご紹介:パネッタ国防長官の就任後主要発言
「パネッタ長官:イラン攻撃は・・」http://holyland.blog.so-net.ne.jp/2011-12-05
「リーダーは困難な決断を」http://holyland.blog.so-net.ne.jp/2011-05-26
「追加予算削減の致死的影響」http://holyland.blog.so-net.ne.jp/2011-11-16
「パネッタ長官のアジアツアー」http://holyland.blog.so-net.ne.jp/2011-10-22
「運命の傍観者たることを拒む」http://holyland.blog.so-net.ne.jp/2011-10-13-1
「パネッタ長官が使命感と信条を」http://holyland.blog.so-net.ne.jp/2011-08-07

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