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米空軍が真剣にサンタを追跡 [米空軍]

SantaTrack.JPG昨年に引き続き、米空軍が本年もサンタクロースの追跡を実施します。

既に50年以上の歴史を持つ行事ですが、本年は「高速デジタルカメラ」を導入するなどハイテク化も進み、ユーモアを解する世界の人々に7カ国語(日本、中国、オランダ、スペイン、伊、英米、仏)で提供されており、昨年にもまして盛り上がっているようです。

末尾に記すWebサイトで・・・・
追跡開始しました!追跡のスタートは、日本時間12月24日午後4時です

16時50分現在・・・北極のサンタの家のご近所にプレゼント配達中
19時00分現在・・・北極海を南下中 くじらと挨拶
20時40分現在・・・マーシャル、フィジーからニュージーランド 
21時30分現在・・・千島列島 ウルップ島
21時45分現在・・・樺太(からふと)島、50分ウラジオストック
22時00分現在・・・日本上陸!! 父島・硫黄島から!
22時15分現在・・・一端米国領へ グアムとミクロネシア

本年のサンタ世界行脚は終了しました。
皆さん、お子さんのいらっしゃる方はもちろん、意中の方とご一緒の方も、はたまた西洋のしきたりを無視する方も、遊び心で一度サイトを覗いてみては如何ですか。でもその前に、なぜこの追跡が50年以上も前に始まったか、そしてどのように追跡するか(この部分は多分にジョーク)をお勉強してから・・・
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なぜNORADがサンタを追跡するのか?

NORAD(北米航空宇宙防衛司令部)とその前身である CONAD(中央防衛航空軍基地)は、50 年以上にわたりサンタの飛行を追跡してきました。

NORADsanta.jpgNORADshaup.jpgこの恒例行事は、1955 年にコロラド州に拠点を置くシアーズ ローバック社が、子供向けに「サンタへの直通電話」を開設した際に、なんと誤って CONAD司令長官への直通電話番号を掲載したポスターを全国に掲示した事に始まりました。
子供たちからの間違い電話を受けた当時の司令官シャウプ大佐が、ユーモアでサンタの行動を部下に米空軍のレーダーで確認させる振りをして、電話を掛けてきた子供たちにサンタの現在地の最新情報を随時伝えたことに始まりました。

1958 年、カナダと米国の両政府は「NORAD」として知られる両国が共同運営する北米防空組織を創設しましたが、NORADもサンタの追跡という伝統も引き継いだというわけです。

それ以来、NORAD の職員とその家族や友人の献身的なボランティアによって、世界中の子供たちからの電話やメールへの対応が続けられています。また、現在ではサンタの追跡にインターネットも利用しています。サンタの現在地を調べようと「NORAD Tracks Santa」ウェブサイトアクセスする人の数は、何百万人にものぼります。
そして今では、世界中のメディアもサンタの飛行経路に関する信頼できる情報源として、NORAD の情報を採用しているそうです。
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どのようにサンタを追跡?
NORAD・Santaサイト情報。ジョークにご注意を。)

●NORAD は、レーダー、人工衛星、サンタ カメラ、ジェット戦闘機の 4 つの最新鋭システムでサンタを追跡します。

●まず使用するのは、「北米警戒システム」と呼ばれる NORAD のレーダー システムです。この強力なレーダー システムは、北米の北部国境に張り巡らされた 47 の施設で構成されています。NORAD はクリスマス イブにこのレーダーを絶えず監視して、サンタクロースが北極を出発する瞬間をキャッチします。
●サンタが飛び立ったのをレーダーで確認したら、次の検知システムの出番です。地球の上空約 36,000 km の静止軌道上には、赤外線センサーが搭載され熱を感知することのできる人工衛星が複数配置されています。なんと、赤鼻のトナカイ「ルドルフ」の鼻からは赤外線信号が放出されているため、NORAD の人工衛星はルドルフとサンタの位置を検知できるのです。

3 番目の追跡システムは「サンタ カメラ」ネットワークです。「サンタ追跡プログラム」をインターネット上で展開し始めた 1998 年から使用しています。サンタ カメラは超クールなハイテクの高速デジタル カメラで、世界中にあらかじめ設置されています。NORAD では、これらのカメラをクリスマス イブの 1 日だけ使用します。これで世界中を飛び回るサンタとトナカイの画像と動画を捉えます。

●追跡システムの 4 番手はジェット戦闘機です。CF-18 戦闘機を操縦するカナダ NORAD のパイロットがサンタに接近し、北米へと迎え入れます。米国内では、F-15 や F-16 戦闘機を操縦する米国 NORAD のパイロットが、サンタとその有名なトナカイたち(ダッシャー、ダンサー、プランサー、ヴィクゼン、コメット、キューピッド、ドナー、ブリッチェン、そしてもちろん、ルドルフ)とのスリル満点の共同飛行を実現します。

当該Webサイトは→http://www.noradsanta.org/
noradsanta2.jpg


上記サイトは、サンタに関するよくある質問への回答まで準備しています。例えば、サンタのソリの製造元とか・・自分の家に何時くらいに来るか、とか等々。
この部分を読むだけでも十分おもしろいです。季節限定のサイトですのでお見逃し無く。
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ところで・・本ブログの本来テーマは・・・以下などです!

ゲーツ長官改革関連
「ゲーツ改革のまとめ」http://holyland.blog.so-net.ne.jp/2010-06-17
「Transformerゲーツ長官」http://holyland.blog.so-net.ne.jp/2010-08-17-1
「ゲーツ長官が空軍へ最後通牒」http://holyland.blog.so-net.ne.jp/2009-09-17
「空軍は単に飛んでいたいのか」http://holyland.blog.so-net.ne.jp/2010-10-02
「海軍海兵隊とも全面対決へ」http://holyland.blog.so-net.ne.jp/2010-05-04-1
「(追加)海軍海兵隊とも全面対決へ」http://holyland.blog.so-net.ne.jp/2010-05-07

「ゲーツの取得開発改革指針」http://holyland.blog.so-net.ne.jp/2010-09-15-1
「米が武器輸出・共同開発の方針転換へ」http://holyland.blog.so-net.ne.jp/2010-04-22
「NATO改革にも挑む」http://holyland.blog.so-net.ne.jp/2010-06-12

Air-Sea Battle関連記事
「CSBA中国対処構想」http://holyland.blog.so-net.ne.jp/2010-05-18
(その2)~(その5)
「(その6)CSBA中国対処構想」http://holyland.blog.so-net.ne.jp/2010-05-24
 (更に補足)(しつこく最後)もあり 
「Air-Sea Battleの状況」http://holyland.blog.so-net.ne.jp/2010-04-23-1 「Air-Sea Battleの起源」http://holyland.blog.so-net.ne.jp/2010-06-24-1
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