女性兵士が米潜水艦へ最終手続き

２３日、米国防省のモレル報道官が明らかにしたところによると、ゲーツ国防長官が議会に対して、女性兵士の潜水艦搭乗を禁じた規則の廃止する海軍の計画を通知し、議会は３０日間の検討期間に入りました。通知レターの日付は１９日で、３月後半には議会の反応が示されます。

メイバス海軍長官（写真）が昨年夏に着任して以来取り組んできた課題で、制服トップのマレン統合参謀本部議長やラヘッド海軍作戦部長も、水上艦艇での経験から乗員の多様性は現場にプラスであり、有能な女性の力を潜水艦に活用できると前向きな姿勢を表明しています。

ちなみに、水上艦艇に女性乗員が許可されたのが1993年。まだまだ歴史が浅いんですね・・・。恐らくこの背景には、艦艇や潜水艦の勤務を希望する若者が減少していること、家族と離れて勤務する期間が長い乗員の人気が低下して陸上勤務希望者が増加していることがあると思われます。

どうなるのでしょうか・・・狭い艦内で・・・。

（付録）
「QDRから日本は何を読みとるべきか」
　　→　http://holyland.blog.so-net.ne.jp/2010-02-07
QDRにおける対中国の新作戦構想に関する部分（Holyland推定）
　　　→　http://holyland.blog.so-net.ne.jp/2010-02-05
「Joint Air-Sea Battle Conceptは平成の黒船」
　　→　http://holyland.blog.so-net.ne.jp/2010-02-09

タグ：米潜水艦 ゲーツ国防長官 女性の潜水艦搭乗 ラヘッド海軍作戦部長 メイバス海軍長官 マレン統合参謀本部議長