米陸軍がアフガン用戦闘服迷彩の変更へ

１９日、マクヒュー米陸軍長官はこの夏からアフガニスタンへ展開する陸軍兵士の迷彩戦闘服のカモフラージュ・パターンを変更すると発表しました。

同長官は、４ヶ月間に及ぶ各種試験と750人のアフガン展開兵士の意見を参考に検討が重ねられ、延べ２千人に及ぶ関係者が本件等に関与したと会見で説明しました。
写真左が新型（MultiCam pattern）、右が従来型（Universal camouflage pattern）です。

新しい迷彩服ですが、形状や素材はこれまでのものと変化無く、迷彩模様の色や形が変更になったのみで、耐火性を持つことも変化がないようです。

Holylandの印象では、これまでのコンクリート色中心から、より茶色の土色や草色が強調されたものとなっているように感じました。
海兵隊はどうするのでしょうか？空軍の地上支援兵士なども変更に追随するのでしょうか？


（付録）
「QDRから日本は何を読みとるべきか」
　　→　http://holyland.blog.so-net.ne.jp/2010-02-07
QDRにおける対中国の新作戦構想に関する部分（Holyland推定）
　　　→　http://holyland.blog.so-net.ne.jp/2010-02-05
「Joint Air-Sea Battle Conceptは平成の黒船」
　　→　http://holyland.blog.so-net.ne.jp/2010-02-09

タグ：米陸軍迷彩戦闘服 カモフラージュ・パターン MultiCam pattern Universal camouflage pattern マクヒュー陸軍長官 John McHugh 耐火性 海兵隊 空軍