米空軍情報部長が中国の脅威を・・ [米空軍]

●敵の技術獲得手段は・・・
敵は「盗み、コピーし、学び、模倣品を作る」とし、具体的な例として、米コンピュータシステムに敵が「裏口」となる部品を組み込み、その裏口から情報を得ている、と語りました。また軍事技術が民生品分野でデュアルユースされていることが拡散を助けていると分析しています。
●敵の防御力湾岸戦争の航空作戦コンセプトを中心となって作り、EBO概念の提唱者であった同中将は「デジタル技術により敵は容易に防御網をネットワーク化でき、典型的な一つの防御ノード(拠点)を攻撃しても相手の防御能力を麻痺させることが困難になっている」語りました。また軍事技術の市場流出により、射程80マイルのSAMがまもなく出現するも述べています。
●敵の戦闘機

●安価な戦闘機の市場への流入
更に中国やロシアが開発するこのような戦闘機は、米国が今後30年間輸出しようとするF-35より安価に輸出されるであろうとも見積もっているようです。同中将は、「今後我々は、質と量の面でかつて経験したことがない規模で戦闘機の脅威に直面するだろう」と述べ、「一つだけ確かなことは、我々は昔に戻れないことである。将来の脅威環境は、我々が過去に経験したものとは異なったものである。」と語っています。

「米空軍、無人機の未来を語る」http://blog.so-net.ne.jp/holyland/2009-07-24/もご参考に
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