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ゲーツ長官がアルジャジーラに語る [ゲーツ前国防長官]

090908-D-7203C-005a.jpg8日、ゲーツ国防長官がアルジャジーラの取材を受け、アフガンやイランに関し約1時間をかけて語りました。インタビューの模様は8日から1週間続けて放送される模様です。なおペンタゴン報道官によれば、ワシントン内ではゲーツ長官が取材を受けることに消極的な見方もあったようですが、数ヶ月間希望してきた同長官の意向により実現したようです。米国防省HPより

●アフガニスタン関連
アルカイダは、欧米人よりもイスラムの人々を多く殺害してきた。我々は同じ脅威に直面している。米国人はアフガンを助ける事にコミットし続けると信じている。我々はアフガン民間人の生命をタリバン等の過激派から守ることに作戦の焦点を移した。タリバンを支持するアフガン人は10%に満たない。米国はアフガンに恒久的なプレゼンスや基地を求めていない。アフガン人が自らの手で国造りを行う基礎作りを手伝いたいのだ。最近の空爆で起きたような民間人への被害はあってはならないものだ。
●イラン関連
イランの核保有は地域全体を不安定にする。米国は依然として外交的・経済的努力によりイランに圧力をかける。地域の関係国にもイラン指導部が核開発止めるよう圧力をかけてもらいたい。また米国は地域諸国との協力を強化し、諸国の安保能力を高めることにより、イランに姿勢を改めるようシグナルを送る。原子力の平和利用を妨げる意図は無い。IAEAの査察を受けて、イランはその意図を証明すべきである。

同日ゲーツ長官は米テレビ局PBSにも出演し、パキスタン問題が米国防省にとって目下の優先順位1番の問題であり、北西部部族地域をタリバンやアルカイダの聖域にしないようにパキスタン政府がより積極的に関与すべきと厳しく語り、パキスタン情報部ISIの同地域での活動等に警告を与えるました。
マレン統合参謀本部議長は、パキスタン領内に端を発するもので米国人が被害を受けたら、米国は反撃すると明言しました。あちこちで事態は深刻化しています・・・

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