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「米女性平等の日」に女性兵士が語る [ふと考えること]

armywoman.jpg8月26日は「女性平等の日(Women's Equality Day )」でした。これは、1920年8月26日にテネシー州で初めて女性の参政権が認められたことを記念しています。同日ワシントンDCでは、米陸軍の女性兵士が「米陸軍の女性下士官」と題するパネル討論を行いました。

なお米陸軍では、現役兵士の14%が女性であり、予備役兵では23%に上ります。また2006年9月時点では、イラクとアフガニスタンで15200名の女性陸軍兵が活動しているそうです。最近では、女性初の4つ星の将軍が誕生したことも話題となりました。

●まだ入隊8年目の軍曹は、「8年前部隊に配属された時、配属先の小隊初めての女性であった。私は歓迎されず、同僚の男性兵士は女性が配属されたことで同小隊の精強性が保てなくなるとがっかりしていた。しかし8年後に同部隊に戻ってみると、上級軍曹としてきちんと処遇し対応してくれた。この変化は実質的で大きいものである」と述べた。

●一方、同じ上級軍曹の女性は「この20年間でドラスティックな変化があったとは思わない。ただ徐々に変化は起こっているし、より受け入れられるようになってきた、と考えている。男性兵士と全ての面に置いて同様に行動することは出来ないが、男性兵士が行う素晴らしい仕事を女性兵士も出来ることを示してきた。」

●ブラックホークの操縦者である女性少佐(祖父も陸軍パイロットであった)は「身長157cmの私が、髪をヘルメットに納めるために束ねてヘリから降りてくるとは奇異だとも思うが、現場で変な目で見られたことはない。サダム・フセインを隠れ場所から法廷へ運ぶ際も何ら特別な目で見られなかった。女性兵士も男性兵士も同じ。仕事の中で仕事が出来ることを証明していくことで信頼を勝ち得ていくものだ。」

現場は大変だと思います。だから米陸軍のHPでかなり大きく取り上げているのでしょう。女性の能力は高いですし、否定できません、もちろん。でも難しいのも事実です。

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