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米アフガン司令官がタリバンの弱点を語る [Joint・統合参謀本部]

mccimages.jpg11日、米アフガン司令官でISAFの司令官でもあるマクリスタル大将(Gen. Stanley A. McChrystal )がカブールでラジオ局NPR(National Public Radio)の取材を受け、タリバンとアルカイダとの戦いは今後も長く激しく継続し、市民や兵士の犠牲にも覚悟が必要であると語りました。

一方で、タリバン等が複雑な作戦を駆使して勢力を確保している地域やその周辺部でも、武装勢力が地域住民からサポートを得られなかったり、武装勢力内の団結や一体性が欠けていたり、また戦闘能力や士気を維持できないなどの問題にも直面している、と述べました。

同司令官はインタビューの中で、司令官として着任当初にゲーツ国防長官への提出を求められている戦略見積(the strategic assessment)の報告を8月20日のアフガン大統領選挙以降に延期し、選挙情勢を含めたより詳細な情勢分析を提出する予定であると明らかにしました。

インタビューの中には厳しい言葉が並び米国防省首脳との一体感が伺え、かつての司令官のようにペンタゴンとの姿勢の違いはまったく見られませんが、「この仕事には、決意だけでなく、忍耐と勇気が必要である(This is a job that takes not only resolve, it takes patience and courage )」との言葉どおりまったく光明が見えないのも事実です。司令官の表情が厳しい・・・

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